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「万世一系の天皇:これは、日本の国を切り拓き、これを治めた最初の覇者・天皇家をどこまでも存続させて行こうというスローガン」
「日本人は、(中略)『持続の美徳』を備えている存在・・それを強く望んでいたものと思われる。(中略)しかも、それは宗教などのような無形のものではなく、現実に目で見え、耳でとらえることのできる存在がほしかったのだ」
天皇家に対するユニークな考えが示されている。
その他、家康や忠臣蔵、新選組などに対する著者の考えが示されている。
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戦国と幕末の歴史の転換期を生き抜いた男たちを綴った歴史エッセイ。
関ヶ原決戦から大坂落城、忠臣蔵、赤穂浪士から、幕末の新撰組へと。
日本史の教科書よりは余程面白いとは思うものの、司馬氏観ではないが、池波観があるので、ユニークと捉えるか。
新撰組の中で大正四年まで生き続けたのが永倉新八。77歳まで生き、孫を連れて映画を観たそうな。
こっちの方が面白そうだな。
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戦国時代から明治維新まで、その背景と関わり合った人物を興味深い出来事を織り込んで語る。
大きく3部に分かれていて、
関ヶ原
忠臣蔵
新撰組
の時代で語られる。
戦国時代、安定期、動乱期
という感じだろうか。
気になるところに傍線を引いたり付箋を貼って見たりしたが付箋と傍線だらけになってしまった。