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紙の本

とんでも架空インタビュー。でも小松左京らしい。

2016/02/21 12:03

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投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る

昭和50年7月筑摩書房より刊行されたものの文庫版。昭和55年8月に刊行されている。この頃はちくま文庫はなかったので、新潮文庫から刊行されたのだろう。
京都の古ぼけた古道具屋で見つけたタイムマシンを使って時間旅行をして様々な時代の有名人(?)にインタビューをするというもの。だが、その有名人たるや、アウストラロピテクスに始まり、クレオパトラ、始皇帝、アステカ国王、高麗将軍金方慶と続き、足利義満、大内義弘、本居宣長のバトルまで出てくる。ところが最後は何だかわからない仏の影とでもいう存在が出てくる。
どんな基準で選ばれた人たちだか良くわからないところもあるが、きっと小松左京の関心のある時代、人物だったのだろう。もっとも最初は原人であり、クレオパトラであり、始皇帝だったわけだから、最初は忠実に人類史をなぞろうとしたのかもしれない。
いずれにせよ、過去の人たちにインタビューするということは実は小松左京が一人芝居をしているようなものだが、そこで語られている各人のことやらその当時のことやらは半端でない(と思う。読んでいるこちらの知識の方が少ないのだ)。本当に実際にインタビューしているかのようだ。
小松左京の博学が存分に出てくる架空インタビューだが、その真骨頂は最後のインタビューかもしれない。「仏形の影」と称する人(?)の声がして仏教論とでも言える話が続くのだが、ここで仏の言葉を借りて語られているのは、小松左京が生涯にわたって追い求めたものだったように思う。すなわち、人とは何か、人がこの宇宙に存在するというのはどういうことなのか、人はどう生まれ、どう進化(?)していくのかということが「仏形の影」の言葉やそれに応酬する形の小松左京自身の言葉で表されているように思えるのだ。
架空インタビューという形を借りてでも、小松左京の関心は常に同じところにあったのだということを再認識してしまう。

2014年6月17日

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