紙の本
ムーミンの入門編
2007/06/03 15:56
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くにたち蟄居日記 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ムーミンシリーズを初めて読む方は まず本書を手に取るべきだ。
ムーミンシリーズの登場人物がきちんと出てきているし 他のシリーズ作に時折見られる 奇妙な暗さも無く 誰もが楽しめるように出来ている。
話は 魔法の帽子に始まり 最後は帽子の持ち主が念願のルビーを手に入れるところで終わる。魔法の帽子が起こす 数々の魔法は 楽しいし しかも なんとなく教訓も入っている点も悪くない。そう 子どもの頃は そんな教訓からも学んだのだと思うのだ。
別のシリーズ本のには ムーミンは子どものためだけではないと書いた。その思いは 本書に関しても変わらない。但し 子どものためになるということも確かだ。本書を思い出し このレヴューを書くにつれて その思いは強くなった。
投稿元:
レビューを見る
ムーミンを侮るなかれ…アニメもこのままの絵だったらどれだけ良いだろうと思います。登場人物もみんな癖があって、むしろそこが魅力です。ムーミンの名前は知ってても本は未読と言う人はぜひ!
投稿元:
レビューを見る
こども向けとは想えないシニカルで哲学的な物語。こどもの時はモチロン。大人になってから何度も読み返すシリーズ。
投稿元:
レビューを見る
青い鳥文庫のムーミン話。一番メジャーなムーミン話。黒い帽子を見つけたことから始まる不思議な出来事がムーミン谷で起こる。
小学生中学年ぐらいで読んだ記憶があるけど、絵が結構怖かった記憶が……。
飛行おになんて今見ても全然怖くないんだけど。ありじごくとか。
一番不気味だったのはモラン。まさかのメス(笑
投稿元:
レビューを見る
初めてムーミンを本でちゃんと読んだ。新たな発見があって興味深かった。
「かわいい」「たのしい」というだけではなく、なかなかシニカルなところが多々あって面白かった。
ムーミンパパの暗い過去や、じゃこうねずみが読んでいる本「すべてがむだであることについて」が気になる。
スニフがムーミンに物々交換を申し入れると、ムーミンが「おまえが死んでからね」と言い放った場面は衝撃的だった。ムーミンも子どもなのね…
投稿元:
レビューを見る
ムーミンはちょっとづつの話が最後に全てにまとまり、みんなが自分なりの幸福を得ることができる内容になっている。
とても皮肉だし、ファンシーでありながらも人間的で哲学的である。
ムーミントロールはロマンチストなので言葉が恥かしくなってしまう。
投稿元:
レビューを見る
読んだのは、これより大判のトーベヤンソン全集でしたが・・・まぁ、一応。
アニメを見てからだったので、大体話の筋は分るだろうと思っていましたが
小さなところで色々と改変点が見つかりました。
楽しめながら比べることが出来てよかったと思います。
それにしてもムーミンママはこの世で最後の慈母。
飛行鬼が好きでした。
投稿元:
レビューを見る
最後の解説に載っていた翻訳者(山室静さん)の印象的な言葉。
「しかし、そういう作風では、童話が成功するのはむずかしいことですし、もともとそれは童話にふさわしい題材とはいえないでしょう。未来のにない手である少年少女にたいしては、たとえ人生がどれだけ悲惨や不安にみちたものであっても、それをユーモアや希望でつつみ、たのしく明るい面にも光をあてて、全体としては世界を肯定的にえがくことがひつようだからです。」
投稿元:
レビューを見る
かわいい!!
ムーミン初めてちゃんと読んでるけど
楽しいなー♪
青い鳥文庫いれようかな・・・小学校に・・・
投稿元:
レビューを見る
私はムーミンが好きなので読んでみました。
ストーリーは何でもないムーミン達の日常で、読んでてほのぼのしました。
投稿元:
レビューを見る
雪が降り、眠りについた後からムーミン一家の日常が綴られていきます。
スナフキンは無口で孤独を愛するようなイメージがありましたが
ムーミン達と一緒になって、悪戯や冒険をしているのが
ちょっとした驚きでした。
こんなのんびりとした日常、ちょっと過ごしてみたいですw
投稿元:
レビューを見る
この本は小学生の時に読んだ本です。私はムーミンが好きなので読んでみてください。ストーリーは何でもないのムーミンたちの日常ですが、読んでいてほのぼのして癒されました。
投稿元:
レビューを見る
スナフキンが好きですが、まともにムーミンシリーズを読んだことがなかったのでゆっくりでもいいから読破しようと思いました。
たまたま実家の車庫の中で発見したので、家に持って帰ってきて、
出張中の飛行機、電車の中で読みました。(少し恥ずかしかったけど気にせず)
ムーミンの話はこんな感じだったのか!という感じがまず一番。
出てくる登場人物たちはみんな冒険心を持っていて、自由な生活を送っていた。憧れた。
スナフキンは旅立ちのシーンがかっこいかったから、おれも来年の旅立ちには真似しよう。
パパとママはそんな気持ちを潰さずに、育てるというか好きにやらせていくのが良いなと思った。
こどもできたらそんな親父になりたい。
次は何ムーミンを読めば一番いいのかな?
投稿元:
レビューを見る
ムーミンシリーズでは一番楽しげでほんわかしたムードの話。ありじごくは「小さなトロールと大きな洪水」からのゲスト(?)です。ムーミンシリーズを初めて読む人にオススメしたい一冊。
投稿元:
レビューを見る
2005.12.13. ここ半年くらい、ムーミンの原作をちゃんと読みたい…と思いつつ、解釈本とかで口を濁してたんやけど。ちゃんとシリーズ1冊目から読みたいし、とか。やっと読んだ!日本アニメはずいぶん甘口にしてあるのだな。楽しくて自由で、行ってみたいなムーミン谷。自立が必要だけど。