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宮部みゆきの「クロスファイア」のネタ元で有名になったけど、こちらの方が遙かに深い小説。キング初期の大傑作。「ペット・セマタリー」もお勧め。
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それと知らず政府の極秘実験に参加したため、超能力を得た夫婦。彼らの娘は、両親を遥かに上回る力を秘めていた。その力を狙う政府の秘密組織"ザ・ショップ"に追われる彼らの運命は…。『デッド・ゾーン』に続く超能力者の悲哀もの。娘を守るために、身を削って奮戦する父親が泣かせます。
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自分が初めてキングの本を知った作品。あまりの面白さに嵌まりました。超能力を持ったが為に国から追われる親子の悲劇。
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初めて読んだキングの小説。『炎の少女チャーリー』は微妙だった。
『バオー来訪者』の元ネタ、だよな多分
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言わずと知れた名作。なるほど、これは読み始めたら引き込まれるわ~。序盤からもうスリリングな展開なので、もう目が離せなくなる印象。
こういう物語のテーマというのは、やはり「超能力者の苦悩」なんだろうなあ。とにかく痛々しいし、「あたしのせいなんかじゃない」というチャーリーの叫びはなんとも哀しい。とはいえ逆に、彼女が「力」を使うことを楽しんでしまう状況には恐怖を感じてしまう。なのでこの物語はいったいどう終わるんだろう、どう終われば救いがあるんだろう(あるいはないのか)……とどきどきしながら後半は一気に読んでしまった。で、このラストには非常に納得。やはり巧いなあ。
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実験に参加したことへの後悔と悲しみが痛いほど伝わってくる。
どうしようもないが逃げるしかないという状況がまた悲しい。
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言わずと知れたホラーの巨匠スティーブン・キングの初期の作品。
キング作品で映画化されたのには【グリーンマイル】【キャリー】【ミザリー】【スタンドバイミー】【シャイニング】・・きりがないけど。
この「ファイヤースターター」は【炎の少女チャーリー】なんて安っぽい題名で【E.T.】の子役だったドリュー・バリモアが主役やってます。
映画化は大失敗だったけど。
原作は最高です!
人体実験を受けた両親から生まれたチャーリーは炎を操ることができる子供で。それを知った政府から追われて逃げる・てな
キングが確か言ってたと思うんだけど「ストーリーは簡単にできるんだけどそれをどう文章にするのかが難しい」って。
ストーリーは簡単にできるんですって;。
それもそのはず。あんまりにも多作すぎてリチャード・バックマンという別ペンネームで別本を刊行してました。(今はキング名になってると思うけど)
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久々にスティーヴンキング読んでみた
化合物の実験から生じた悲劇ともいうのかな?
幼い女の子の目の前に立ちはだかる
あまりにも悲しい事実
いうものように空き時間に一気に読み飛ばした
内容が濃くて、何回も読み返す部分があったりするけど
時間を忘れるくらいドキドキ展開
下巻への期待が高まります
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魅せる魅せる。チャーリーもかわいいし、一難去ってまた一難のバランスもいい。自己犠牲と最後のメシウマエンドも気に入ってた。(tsukihi1990)
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父が昔映画を見ていました。
たしか「炎の少女チャーリー」だったとおもいます。
内容はまったく覚えていないのに、題だけ記憶に残っていました。
最近宮部みゆきさんの発火能力者を描いた作品を読んで、これも読んでみたくなりました。
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貧乏学生が小遣い稼ぎのため、新薬の臨床試験に参加。
薬の効果によって超能力者となってしまったカップルの間に
誕生した娘も、また……というサスペンス。
実験の糸を引いていた組織に妻を殺された男は、
パイロキネシスを備えた娘を連れて逃亡する。
臨床試験の描写がリアルで、もしかして、
こんなこと本当にあるのかも、と思わされる。
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絶版なのをやっと入手
20年以上前、中学の頃に読んだはじめてのスティーブンキング。
その後、しばらくキングを読み続けたが、この本はベスト3に入る。
キングは心情の表現が上手いと思うが、この本や「ペット・セマタリー」のように、親が子を思う気持ちについて書かせると、特に胸が締め付けられそうなときがある。
子供ができて、それがさらに強くなった。
作品中、父は娘に火をつけないように「しつけ」るが、娘はその「しつけ」との間で葛藤する場面がある。
中学の時はそれほどとは思わなかったが、親になった今読み返すと大変興味深く、自分が子供に対してどのようにしつけているのかを思い返すきっかけとなった。
当然、下巻の内容も覚えている。
ただ、親になった自分がどのような感情で下巻を読むのか、興味がある。
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とある人体実験の副作用として超能力を手に入れた男女が結婚し、生まれた娘・チャーリーは彼らより遥かに強力なパイロキネシスを持っていた。
親子を監視する政府組織『ザ・ショップ』は、チャーリーの能力を危険視し、チャーリーを連れ去ろと画策する。
運良くチャーリーを奪還できたが母は殺害され、父はチャーリーを連れて逃走を開始する。
その逃亡劇が上巻。
文章はかなり古めかしくて読みにくいのだが、それでも緊張感がり先が気になる。
チャーリーが年齢にしては大人びた印象だったけれど。
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誘導能力者の父・アンディと放火能力者の娘・チャーリーの逃亡劇。
宮部みゆきの「クロスファイア」が好きだったので、オマージュというか元ネタというか、こちらはどんなんかなーと読みだす。ちなみにスティーブン・キング初読み。
よかった所:
・秘密組織からの逃亡ってド定番だけどスリリング。
力の副作用に息も絶え絶えになりながら娘を守らんとする父と、自分の大きすぎる潜在能力に慄く娘の叫びと苦しみがよくよく伝わる。
・中盤で出てくる農場主・アーヴ氏。
とばっちりで撃たれ家も燃やされて、それでも災いを呼び込んだ親子を責めずに道を開く。自分だったら奥さんみたいに「近寄らないで!」って言っちゃいそう(そして後から後悔しそう)だけど、「お父さんを守っておあげ」の所でワーッときた。こういう深さをツメアカでいいので身に着けたいなと思う。
・殺された妻・アンディ。
追憶の中にしか出てこないのだけど、臆病で母になっても繊細な人だったんだろうなと思う。実験参加は間違いだったけど、出会えたことは間違いじゃなかった的な。亡骸の目が見返してきた時の連想が彼らの美しい家族、砕けた幸せを雄弁に語るなあと。最初から父娘設定よりぐんと悔しさとか憤怒とかが湧く気がする。
よくなかった所:
よくなかったというか個人的にこうだったらいいのになーと思う所。
・字が小さい!昔(H12年)の本だからか慣れないサイズのフォント。もうちょい読みやすい新装版とかないのかーないのかー。
・アンディとチャーリーのネーミング。
洋もの詳しくなくて、アンディ=女の子、チャーリー=男の子の先入観が。慣れるまでチャーリーブラウンの顔が浮かんでどっちがパパだったか混乱した。できたらなるべくアホにも分かりやすいネーミングでお願いしたい。
総評:
面白かった!時代は古いけど本質は古びてない。えっ?嘘?!ギャー!!って所で「下巻に続く」なのでこれは読むしかないでしょう。インディアンの目論見も気になるし。
でも小二の女児には荷の重い話だー。けなげなチャーリーにはできることなら前向きな終わり方をしてほしいものだけど、クロスファイアみたいに悲しい結末しかないんだろうか。うぅんー。
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大学生時代にロト6と呼ばれる薬物の被験者になったアンディとヴィッキーは、ささやかではあるが超常現象を起こす能力を獲得した。だが彼らの娘、チャーリーはより強力な、ファイア・スターターとしての能力を持って生まれてきた。そのために、「ショップ」と呼ばれる政府系の汚れ仕事専門の組織に、ヴィッキーは殺され、アンディとチャーリーは逃亡生活を余儀なくされた。 二人に訪れるのはいかなる結末なのか。