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源頼光が酒呑童子を退治した後、逃げた鬼が羅生門に住み着き、女を100人さらった。頼光の一番強い家来の渡辺綱が鬼退治に行って鬼の腕を切り落としたが…
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大江山の酒呑童子を退治した源頼光と四天王たち。
しかし逃げ出した鬼が京の都へ迫る。
鬼の腕を切り落とした渡辺綱は鬼の腕を切り落とす!
腕を取り戻しにくる鬼と頼光たち!
うおーん うおーん うおーん
かっこいいです!
女を攫う強くて悪い鬼、対するは源頼光と四天王。
最近の童話だと鬼は優しかったり人間と仲良しになりたがったりしている話しが多いですが、やっぱり鬼とは強くて悪いのが本来。
挿絵は迫力があり文体はリズミカル、展開はどきどきするしところどころユーモラス。
「なむさん、頼光は おいつめられた
じりっと そでが こげた
うーがっぱと はじけた。とんだ
や! 鬼めの首は、ざっくり わきざしで えぐられ、
どばっと 血をふいた。
『ばけもの きえうせろ!』と、とびこむ綱(※渡辺綱のこと)も
鬼めの くびめがけて 大刀で つきあげた。
うおーん うおーん うおーん」
絶版なのが残念。子供は「難しくてよくわかんない」と言っていますが自分が楽しみたい絵本。
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まず、語りがいい
読んでるほうも調子良く読めるし、聞いていても色んな耳触りで楽しめる
そして、最後までドキドキハラハラ
年長児も小学4年生も、そして32歳もすっかり楽しめる作品です。
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言葉はちょっと難しいけど、リズムが良いので気にならない。絵は流石の迫力。
個人的には小学校中学年くらいからかな。
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声に出して読むと語感が面白い。読み聞かせなどで楽しめるのかなと思う(子供がいないので子供がどんなのを好むのか憶測でしかないのですが)。
途中にコマワリのようにページを区切って描写を分けてるので、一場面一場面が想像しやすい。
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大江山の酒呑童子を源頼光がお酒を呑ませて退治する。
ところがその三月後に羅生門に鬼が出て、頼光の家来の渡辺綱が出陣。
鬼と綱との知恵比べになっていく。
言葉がリズミカルで動きと表情が豊かな絵もあって、とても楽しい絵本。
鬼も時にユーモラスで時に迫力ある展開。
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何回読んでもこわい話だった。
らい光が、酒てん童子をころすときに、上に立っていてすごいなと思った。おれだったらこわくてできない。おにが火をふいているのも、こわかった。
らい光のお母さんに化けたおにが、生ぬるい風がふいたところは、つなが羅生門に行ったときと同じだった。おにが来るときは、生ぬるい風がふくのかな。おれはどこかにかくれちゃうかも。
行ったことのあるただすの森が出てきておどろいた。本当におにはいるかな。ら生門にも行ってみたい。
絵にはく力がある。ほのおとか着物とかはカラフルで、人の身体とかは白黒になっている。きれい。一番始めと一番後ろがまっくろなのがこわい。(小3)
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(実家本棚、赤羽末吉展をみた余韻にひたりながらあらためて読み返した)
源頼光と四天王による大江山酒呑童子の鬼退治の後日譚。
羅生門に出て悪さをするにげのびた鬼(調べてみると茨木童子か?)と渡辺綱の知恵比べ、丁々発止の対決は語りもリズムよくおもしろい。
わたしの赤羽末吉との出会いは、この本とこどものとも「くわずにょうぼう」でどちらも幼稚園の購読でわがやに来た。くわずにょうぼうは暗く無性にこわかった。こっちは痛快でふしぎとひきつけられる忘れがたい作品だった。今あらためて読み返してみれば、レイアウトや構図など洗練されていて、映画的ですごくよくできている。
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源頼光と5人の侍たちは大江山で赤鬼とその手下どもの鬼を退治した
しかし、鬼が1匹逃げ出していたのだ
羅生門に住みついた鬼が女をさらう
渡辺綱が鬼退治に向かい、あわやというところで鬼の腕を引きちぎる
鬼はちぎれた腕を取り返すと黒い雲とどこかへ消えてしまった
こんどは源頼光が鬼の腕のたたりで病に伏せる
ただすの森の鬼の噂を聞いた渡辺綱は今度こそと森へ向かった
勝負の行方は?
〇鬼の迫力とどこか憎みきれないユーモアのある顔
最後、少しだけほっとした
安心出来るわけではないけれど
〇誰かに語ってもらいたい
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9'00"
鬼退治のお話
侍が何度も強い鬼に立ち向かうだけの話なのだが
古い言い回しの言葉が並び
情景が目に浮かぶ
THE昔話
絵もお話に合った水墨画風