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シャクンタラー姫 みんなのレビュー

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みんなのレビュー7件

みんなの評価3.3

評価内訳

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  • 星 1 (0件)
7 件中 1 件~ 7 件を表示

紙の本

翻訳の名調子を楽しむ。

2013/09/01 08:58

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:わびすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る

筋書きはたいしたことない。この本の楽しみ方は翻訳の名調子を味わうモノだと思う。

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紙の本

あまーーーい誘惑

2006/12/15 00:25

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:SlowBird - この投稿者のレビュー一覧を見る

サンスクリッド劇の最高傑作と言われる、インドで最も有名な詩人と解説で紹介される著者の4世紀頃の作品だそう。同作者の「公女マーラヴィカーとアグニミトラ王」もよかったけど、構成の機知や、神と人間の玄妙な交流では、本作に味わい深さがある。もちろん物語は甘〜いラブストーリー。気高く賢く勇猛な王様が恋した美少女、仙人の子で修行中の身かと思いきや、仙女(アプサラス)の娘であった。恋の駆け引きの末に二人は結ばれるが、ちょっとした行き違いで離ればなれとなってしまい、その間に姫は一男を生み暮らしている。
二人が出会い、想いを募らせ、気持ちを探り合い、やがて思いを遂げるまでの描写はなまめかしく、臆病で、強引で、歓喜に溢れている。それが別離後の展開では、一転して神々の介入による、合理的ですかっとする流れ。この転換が鮮やかだ。
地上から天上へ、あるいは権謀と戦闘の日常から花園へ、そういう切り替えも心地よい。読み手(観客)の気持ちよいツボを憎いばかりに心得ている。
甘い夢はとことん甘く、切れるところは鋭い切れ味。姫はどこまでも可憐で、強く、いじらしい。このシャンクタラーが舞台で歌い踊るのを想像するだけで、悩ましい汗が出ちゃうよ。1600年の時を越えた誘惑光線にクラクラ。
本作は18世紀に英独仏語に翻訳され、ゲーテの「ファウスト」にも影響を与えたとのこと。さらに付録の「サンスクリッド劇入門」はこれだけで圧倒的な情報量で、当時の演劇論、芸術観まで説明されており、身分によって異なる言語が使われていてそれが一作の中にそのまま使わているなんていうのも驚き、そこまで考えてストーリーを追うなんてのはもう無理。
作品には宗教的、あるいは身分制度に基づく価値観も多く含んでいるが、それらを飛び越えて情感が伝わってくる、僕らの魂を支配するにふさわしい美の結晶でしょう。

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2006/05/29 21:36

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2011/05/14 11:58

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2012/11/10 15:49

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2021/05/23 11:52

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2022/12/25 15:18

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