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ジュマンジ みんなのレビュー
- クリス・バン・オールスバーグ (さく), へんみ まさなお (やく)
- 税込価格:1,760円(16pt)
- 出版社:ほるぷ出版
- 発行年月:1984.7
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紙の本
映画化されて
2007/09/02 10:57
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くにたち蟄居日記 - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画に関しては 僕は決して ハリウッドが1番素晴らしいとは思っていない。
どちらかと言うと欧州の映画の方が好きだし 邦画に至っては 偏愛している方だと自負している。そんな僕でも 米国の映画には 時として ため息が出ることがある。それは SFXの技術に対してだけではなく 映画の背骨ともいうべき脚本に関してだ。
映画「ジュマンジ」は 小生も感心してみた一本だが その原作が この絵本だ。
薄い絵本であると言って良い。勿論 絵は素晴らしい。オールズバーグの真骨頂は「絵」にあることは 論を待たないと思う。見ているだけで 本から光が溢れ出すかのような「絵」を描ける人は そんなにいない。
但し この薄い絵本から かの映画「ジュマンジ」を作ってしまう米国の映画業界の自由な精神には感嘆するしかない。
ところでオールズバーグの真骨頂は「絵」であると書いた。しかし これもちょっと訂正が必要かもしれない。それほど ジュマンジの筋立ては面白いからだ。彼のストーリーテリングにも相当な才能がある。それがハリウッドを動かしたことは間違いない。少なくとも「絵」から 映画を創ろうと思ったわけではないだろう。
紙の本
ゲームの楽しみ方は?
2001/03/25 03:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ジェシー - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ボードゲーム」…我々はゲームの中に身を投じサイコロの目に運命を委ねる。そこで我々は様々な体験をすることができるのである。幸せな人生、スリルに満ちた冒険の世界、大金を手にしたり、会社を経営したり、軍隊を指揮したり、何でも可能なのである。また我々はそれをいつでも止めることができる。やり直すこともできる。リスクなどない。あくまでそれはゲームなのである。
しかし、もしそれが現実に起こったら。この絵本は奇想天外な発想に始まる。ゲームの指示書きにあることが現実に起こったら。
「ジュマンジ−ジャングル探検ゲーム」…見慣れた家の中が突然ジャングルに変わってしまったらどうするだろう。最も安全なはずの家が突然危険なジャングルに。次はどんな危険が迫ってくるのだろう。
ピアノの上のライオン、ダイニングテーブルの上の猿、暖炉の上の蛇、現実の中にある非現実性が神秘的かつ独特な白と黒の表現で読者に迫ってきます。
読者は知らぬ間にこの絵本の中に吸い込まれていることでしょう。なぜならこの絵本自身が「ジュマンジ」なのだから。
紙の本
映画は映画の、絵本は絵本の面白さがあると思います。
2002/11/04 00:24
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くーぱー - この投稿者のレビュー一覧を見る
この物語は言わずと知れた映画「ジュマンジ」の原作です。ただ映画とはあらゆる点で異なります。登場人物も違うし(主人公が違う)、ストーリーも違う、それにこの物語が醸し出しているトーンみたいなものも明らかに違うと言えます。
どちらが面白いかなんてことはもちろん読む人によって違うのだろうと思います。ただ僕としてはどちらも面白いです。映画は映画の、絵本は絵本の面白さがあります。
それにもうひとこと言わせていただければ、どちらかというとこの原作の絵本の方が何かを含んでいて、何かを残してくれる気がします。そして僕はそれこそが大事なんじゃないかと思うのです。
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