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結構無茶苦茶だったり誇張しすぎてたりする部分は多いけれど、納得できる部分も多い。複雑だった日本語がだんだんと整理され統一されてきている=「日本語の乱れ」と捉えられてしまっている。しかし本当昔の日本語って想像できないくらい複雑だったんだなぁと思います(母音が10種類って何それ)。
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日本語の変遷が順を追ってわかりやすく書かれています。
文章が上手で、知りたいことも探しやすいので、古い時代の国語・日本語を教える立場の人はぜひどうぞ。
言葉の表記と発音の違いに関する問題提起は、いまも古びていません。先見の明を感じます。
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それなりに興味深い話もあったのだけど…、
ちょっと興味がある分野からはずれているところもあり、★3。
完全に私の好みの問題だ。
とても分かり易く書かれているんだけど、
エンターテイメント性が思った以上に少なかった、という感じかなー。
金田一先生には申し訳ないのですが。
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良書。日本語を通じて上代から歴史が紐解かれていく様は快感だし、何で日本人が英語の発音がどうしても苦手かもよく分かる(その事について書かれているわけではないけど)。言語学の入門書としてもいいかも。
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古代から現代にいたるまでの日本語の歴史を簡潔に紹介している「国語の変遷」というエッセイのほか、言語学がことばという現象に対してどのような態度で向き合っているのかということについて語った「記述文法から歴史文法へ」、さらに戦中から戦後にかけてさかんに議論が戦わされたいわゆる「国語改良論」における著者の意見を表明している文章などが収められています。
日本語の歴史の概要を簡潔に語った本であるとともに、著者の日本語や言語学の基本的なスタンスについて知ることのできる本です。