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註に書いてあるように、実際の劇ではシェイクスピアがオーランドウに背負われてくる場面もあったということからもこの喜劇の自由さがわかる。
少年俳優が扮したロザリンドの振る舞いを想像すると不思議な気分になります。
また、ジェイクイズという名前が作中で二つ出てくるけれども、老公爵に付き従う貴族のほうのジェイクイズはハムレットの憂鬱性を持っている。
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古書購入。
劇用脚本。恋愛物。喜劇。わりと力業である。
シェイクスピアの好きな「倒錯系」ですかね。
二重三重に、偽らせていく、という。
少年俳優が演じる、令嬢ロザリンド。劇中で、彼女は男装する。そして、女にまた戻る。
ラスト、幕引きの口上はロザリンドが行う。
「女の身に戻って(男装解除)~もしわたくしが女でございましたら、わたしの気に入ったお髭の方に一人のこらず、接吻いたしたいのです(この子は男の子だからしない・笑)」
男装しているとはいえ、娘がわからん父親と。
恋していると喚くわりに、恋しい娘が男装して彼をおちょくっているというのに、「気がつかない」お馬鹿さんも。
・・・どうしてくれましょう??
最初から最後まで、主役はロザリンド。
いろいろ広がってしまった風呂敷を畳みにいくのは、彼女ですから。
勢いで書いて、これは舞台なので過ぎゆく消えゆくモノだから・・・すごーく設定ミスというか、間違いが多い。
ロザリンドの背の高さが、従妹より「上」か「下」か、決まっていなかったらしいな。
古本屋さんで購入。
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舞台を軽く想像しながら、難しい事を考えずに読めるシェイクスピア作品。
昔懐かしくなって購入した古書、第二幕第四場、第三幕第五場、第四幕第一場の一部に激しい書き込み(赤ボールペンの波傍線)があるのもご愛嬌か。
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"All the world's a stage, And all the men and women merely players."
この言葉にビビッときたら。
イギリスの戯曲(邦訳版)