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児童書レビュー、はじめました。
小学校3年生くらいの頃、滅茶苦茶はまっていたズッコケ三人組シリーズの中でも、特に好きだった本。
三人組が近所の大学生にドライブに連れていってもらう。…のだが、帰り道に彼は道を間違え、さらにガソリンも尽きそう…そこに突然行く手を阻む集団が現れ、四人は拉致されてしまう!!
彼らは『土蜘蛛様』を崇めつつ、洞窟の中でひっそりと暮らしている。ここでは土蜘蛛様は唯一絶対神らしいが、皆の前には姿を見せない。隔離された世界であり、彼らは脱出出来るのか??そうそう、ちなみに過去に逃げ出した一家は、即座に捕まり打ち首になったそうな。『土蜘蛛様』の正体も気になる…けど、一生こんなところで暮らさないといけないの???
これが楽しめるのは、頭の柔らかい子どもならではだろうけど、ずっとドキドキハラハラしながら読んでたなー。
いや、だって怖いでしょ!!いきなり変な集団に拉致られて、逃げ出したら打ち首なんて世界。東アジアのどこぞの将軍様の国か。
土蜘蛛様に対して有り難がるのではなく『おうらみ申す』という儀式(?)の理由が印象的だった。こういう神様もありかと。
あと最後のほうが切なかったな。堀口さん…。
でも日本のどこか、奥地に本当にこういう集団が生息していそうな気がするんだよな。
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僕なんかはくらみ谷にさらわれやすい子供なのかもしれない。そしてそこにすっと馴染んでしまいそうなのだ。堀口青年がそうであったように。
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今までの シリーズとは ひと味違った 展開でした。日本の 山深いところに 山賊の 住みかが…あるのかしら!?
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ズッコケ第十弾。
日本から独立したこんな集団がいてもおかしくないように描かれている。周辺のお巡りさんまで一味とは…
続きが中年で出てきて、スッキリした。