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第二次世界大戦末期に軍部が生成したプラチナをめぐる話。外務省の若手が次々に謎を解決し、プラチナにまつわる話を明らかにしていく。そこまで目新しさは無いように感じる。文章も狙って書いてんだろうなあ、と思わせる部分が多々あり、不満はある。
しかし、トルコ、イラン、アルメニアの辺りの地勢はよく調べられてると思う。あちらに渡航したことがあるから、個人的には、ああここを移動してるんだな、と楽しかった。
まあ、そもそも僕がこの本を手にとったのは、タイトルのカフカズに惹かれたからなんだけどね。