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西武新宿線の中で、コレを読みながら途方に暮れてる女性を見たことがあります。気持ち、わかる。一応注意を促しますと、三部作の三作目です。1.風の歌を聴け 2.1973年のピンボール 3.羊をめぐる冒険（上下）、です。
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羊３部作、第３部前編。風の歌からまさか鼠編がこんな風に続くとは。
羊に関する謎がだんだん見えてくるあたり、ゾクゾクします。
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村上春樹の青春三部作の完結編だが、青年から大人になるという観点で言えば確かに物語の意図と目的はわかるし、作者の作風はこの作品である程度完成されてるように見受けられる。現在読む場合、続編のダンスダンスダンスによって（主人公でなく）読者が救われることがわかっているため、個人的にはこの作品を繋ぎとして見る場合が多い
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春樹節炸裂。シュールな世界観とくどい言い回し、かみ合わない会話。最高です。ラストの空虚な感じがちょっと哀愁を誘うけど、良い出来だと思います。こういうの好き。
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鼠シリーズ（青春３部作＋ダンス・ダンス・ダンス）
第３弾を読んでみた。
「風の歌を聴け」
「１９７３年のピンボール」
に比べかなりわくわく感がかなりＵＰ。
詳細は羊をめぐる冒険(下) でまとめて記載。
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風の歌、ピンボールの続編であり、3部作の完結編。人間は何によって生かされているのか分からなくなります。
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タイトルを見た時は、何かの隠喩かなーと思いきや、内容もまんま「羊をめぐる冒険」。すごいですねー、ぶっとんでます。
話の内容も終盤登場するキャラクターもぶっとんでる。でもちゃんと一つのまとまった世界観に落ち着いてるところは凄い。
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僕と鼠の三部作のラスト。
この作品から村上ワールドが動き出した気がする(今までってわりと現実的だったでしょ？)。
耳の綺麗な女の子と一緒にワインを飲みたい。
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下のほう、山の上で僕がひとりぼっちになって鼠を待っている間がさみしくてさみしくって読みづらいから、上が好きなんです。まだ楽しい。
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この小説で印象的な場面はどこですか？「舞台となる北方の小村についての説明」どうしてですか？「退屈な部分だったことをやけに覚えているんです」普通は、印象的といったら、感動した場面とかを挙げるものではないでしょうか？「理屈っぽいけど、余りの退屈さに感動していたのかも」この小説を読んで何か考えたことはありますか？「大抵の物語には盛り上がる場面というのがあるものだけど、それは前置きとかが持っている“退屈さ”も一役買っていることがありますよね。流れとしてこれはとても自然なことです。ずっと同じ調子じゃ、読みきる前に、飽きちゃうのが普通だから。でも、読んで時間が経ったあと、必ずしも盛り上がる場面だけが心に残るわけじゃないんだなぁと思いました」…一人で問答やってるなんて、頭のネジが緩んでるんじゃないか、とか思わないで下さいね。趣向を変えてやってみました。
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『スプートニクの恋人』の次に読んだ。この本から村上春樹は面白いって確信。
ずうずうしくも何度も書かせてもらうと、彼とは考え方が似てるから自分を見失いかけたときに読むと落ち着く。整理できる。
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喪失、静寂、混沌。でもそれだけじゃない。静かに強烈だからタチが悪い。浸かりすぎてしまうのでなかなか読み返せない。
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前の二冊に比べて、かなり楽しくわくわく読める。にしても、登場人物の名前とかすごく可愛くていい！いるかホテルとかさ！
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「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」に続く＜鼠三部作＞の最終部。
デビュー作の断片的なストーリーの配置から、本作品では一貫したストーリーで進む。
現在の村上春樹の方向へ向かう一歩なのではないでしょうか。
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1970年代の雰囲気と村上春樹特有のブルジョアジーを感じさせる文章が堪能できます。
さらりとした感じです。
