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というわけで自分も答えてみる。
1.金、銀、鉄、アルミニウムのうち、もっとも好きなのはどれですか?→
鉄。金属なのにあたたかいイメージ。
手入れしないとすぐ錆びてしまうところなんかも憎めない。
2.自信をもって扱える道具をひとつあげて下さい。→
電卓
3.女の顔と乳房のどちらにより強くエロチズムを感じますか?(女の方であれば、男の顔と身体。)→
首、肘から手首までの腕のライン
4.アイウエオといろはの、どちらが好きですか?→
アイウエオ。気取ってない感じがよい
5.いま一番自分に問うてみたい問は、どんな問いですか?→
今何をすべきか、本当はわかっているくせに何故やらない?
6.酔いざめの水以上に美味な酒を飲んだことがありますか?→
風呂上がりのビール(夏限定)がいちばんウマい(おっさんか!)
7.前世があるとしたら、自分は何だったと思いますか?→
場所や時代が変わっても、自分は自分
8.草原、砂漠、岬、広場、洞窟、川岸、海辺、森、氷河、沼、村はずれ、島、何処が一番落ち着きそうですか?→
島
9.白という言葉からの連想をいくつか話して下さいませんか?→
花嫁、無垢、まっさらのノート
10.好きな匂いを一つ二つあげて下さい。→
焼きたてのパン、バニラ
11.もしできたら「やさしさ」を定義してみて下さい。→
相手への思いやり、または、愛情?
12.一日が二十五時間だったら、余った一時間を何に使いますか?→
睡眠
13.現在の仕事以外に、以下の仕事のうち、どれがもっとも自分に向いていると思いますか? 指揮者、バーテンダー、表具師、テニスコーチ、殺し屋、乞食。
→人とかかわる仕事をしたいけど、人にものを教えるのは苦手なので、
バーテンダー
14.どんな状況の下で、もっとも強い恐怖を味わうと思いますか?→
雑踏の中、ひとり孤独を感じたとき
15.何故結婚したのですか?
→まだしてません
16.きらいな諺をひとつあげて下さい。
→四面楚歌(諺じゃなくて四文字熟語?)
17.あなたにとって理想的な朝の様子を描写してみて下さい。→
休みの日、目覚まし時計を使わなくても朝早く目が覚めたとき
そしてカーテンを開けたら雲一つないいい天気だったとき
18.一脚の椅子があります。どんな椅子を想像しますか?(形、材質、色、置かれた場所など)→
教室の隅に、ぽつんとある勉強椅子
19.目的地を決めずに旅に出るとしたら、東西南北、どちらの方角に向かいそうですか?
→南
20.子どもの頃から今までずっと身近に持っているものがあったらあげて下さい。
→母の結婚指輪
21.素足で歩くとしたら、以下のどの上がもっとも快いと思いますか?
大理石、牧草地、毛皮、木の床、ぬかるみ、畳、砂浜。
→畳!
22.あなたが一番犯しやすそうな罪は?→
スピード違反
23.もし人を殺すとしたら、どんな手段を選びますか?
→心中
24.ヌーディストについてどう思いますか?
→いいのではないでしょうか
25.理想の献立の一例をあげて下さい。→
炊きたての白いご飯、明太子、納豆、味噌汁
26.大地震です。先ず何を持ち出しますか?
→メガネ
27.宇宙人から『アダマペ プサルネ ヨリカ』と問いかけられました。何と答えますか?
→『アダマペ プサルネ ヨリカ?』とオウム返ししてみる
28.人間は宇宙空間へ出てゆくべきだと考えますか?→
その前にやることがたくさんあると思う
29.あなたの人生における最初の記憶について述べて下さい。→
どれが最初かわからない(小さい頃の記憶があまりない)
30.何のために、あるいは誰のためになら死ねますか?→
誰からも必要とされなくなったとき
31.最も深い感謝の念を、どういう形で表現しますか?
→頭を下げる
32.好きな笑い話をひとつ、披露して下さいませんか?
→このスペースに簡潔にまとめられるほど文章力がないです
33.何故これらの質問に答えたのですか?→
自分を知るため?自分を知ってもらうため?
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谷川氏が33の質問を作り、彼の友人7人に答えてもらう、
という対談集です。
1975年刊行、しかも芸術家の友人ばかりなので、
ピンとこない方もいるわけですが (私が物知らずだからであるが)
それでも武満徹、岸田今日子、林光、和田誠・・・なぁんて、
個性的でゴージャスな面々であるということはわかるのです。
質問自体はかなり即物的に作られているので
どのように答えるか、よりも
何故その答えになるのか、の部分にそれぞれの世界観が広がって見えて
おもしろいつくりになっています。
私がいちばん好きな回答は、
「11.もしできたら、「やさしさ」を定義してみてください。」
についての和田誠氏のこたえ。
・・・好きな人じゃなくてもいいんだけども、まあ好きな人であれば更にいい、そばにいる人に、星の名前を教えてあげる時みたいな気持・・・、<略>
ただ、その星座っていうのは、あの星って指さしても、その星を明確に指定することはなかなかできないわけだね。だから、下界にあるものの、あの煙突をまっすぐ上に延ばした所にある、一つの小さなあの星をちょっと斜め上に上げたあの星っていうふうに、ものすごく面倒くさいわけね。(笑)それを面倒くさがらずに、丹念にするっていうことにね、定義っていうんじゃなくてね、つまり、そういうふうな状況にやさしさを感じる。(p.221)
そして、どれもつい、
自分で答えたくなってしまうような質問ばかりなのだけれど
いちばん「想像してしまう」ものは
「18.一脚の椅子があります。どんな椅子を想像しますか?形、材質、色、置かれた場所など。」
あなたのこころの椅子は、どんな椅子ですか?
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ノーマン・メイラーの〈69の質問〉にちなんで〈33の質問〉を作ったそうである。
まぁ、奈何せん古い本なので、インタビュー対象も古い人ばかり。
・武光 徹
・粟津 潔
・吉増 剛造
・岸田 今日子
・林 光
まで読んで、
・大岡 信
の途中で挫折。いつか最後まで読んだら追記します・・・
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はじめに
33の質問
武満徹と
粟津潔と
吉増剛造と
岸田今日子と
林光と
大岡信と
和田誠と
谷川俊太郎と
資料
解説 宇宙から来たインタビュア 天野祐吉
本文扉イラスト/南 伸坊
(目次より)
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著者と、著者の友人との対談本。
用意した質問に、著者が尋ね、友人がそれに答えるという
形式が前ページにわたって続く。
質問の内容が非常におもしろく、平凡な質問は何一つない。
こういう変化球的な、もしくは答えるのが難しいような質問を
あえてすることによって、相手の深いところが見えたりするのだろうな。
実際自分だったらどう答えるだろうか?
自分自身に問いかけてみたいし、友人にもこれらの質問を
投げかけてみたい。
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谷川さんが考えた33の質問に、谷川さんの友人知人たちが対談形式で答えていく。
正直に言ってどうでもよい内容、なんの益も生まないような内容の質問を、どうして答えなければならないのかなんて微塵も思わないような口調で答え、考え、語り合う様子がとても素敵だと思った。
自分の周りの信頼のできる素敵な友人と考えみたくなる質問集。
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毎月、最低1冊はアップしようと思っている。
年が変わり、昨年も、最低1冊、は、何かアップしている。だから、何なんだ、と言われれば、それだけ、と答えるしか無い。
☆
今月は、この本にしよう。
昨年の秋に手にした本。
もともと谷川俊太郎さんは、好きだし、
ここにも違う本を以前にアップしている。
でも、本と出合うタイミングも、おもしろいじゃないかと思う。
もうちょっと、はやく秋ごろに、アップしたかったんだけれども、なんせ、月に1冊のマイペースを、あんまり、くずしたくないので、やっと登場となった。
ワタクシの場合は、まともな書評でも無い。
ただ、私的なエピソードを、ふくむ、つぶやき、でしかない。
いっしょに、最初の頃にコメントなどしていただいた方も、最近どうされているんだろう?
こんど、他の方のページも、のぞいてみるよ。
みなさん、お元気ですか~?
(スミマセン、本と関係ない事ばかり書いて)
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この本はただの対談集ではないです。
33の質問だって、ただものではないな
と思わせる内容。
宇宙人が出てくるけれども
この宇宙人はなんと日本語を話さないのデース(笑)
なので各人の答え方は個性がありますね。
面白かったのは女性のどこが好きか?
というところ。
乳房と答えた人は一人もいませんでした。
ただし、そっちも捨てがたいと答えた人は
一人いましたが(笑)
人の本能的に選ぶのかもしれませんね。
最初に出てきた武満氏が面白かったな。
近しい友人なのがよく分かるのが
ちっちゃい字の解説。
なんかほほえましかったです。
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谷川俊太郎が設定した33の質問に知人たちが答えていく。
読み始める前に、こちらも質問に答えておく必要があるだろうと勝手に決め込み笑、それから。
それぞれの答えが面白かったですね。