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タイトルが気になって購入しましたが、いつものことながら予想もつかない展開で、あっという間に読み終わってしまいました。
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何かを象徴しているのか、風刺しているのか、裏がありそうなにおいはぷんぷんするんだけど、なぞは明かされないままなんだよねえ。
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異様に照り焼きバーガーが
食べたくなる本。
村上さんの本は、本当に食欲・飲欲(?)を増進させる力があると思う。
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タイトルに「再」とある通り、『早稲田文学』の1981年10月号に掲載された『パン屋襲撃』の続編にあたる作品である。(『パン屋襲撃』は『パン』のタイトルで冬樹社刊『夢であいましょう』に収録)
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この一冊はなかなかおもしろかったお( ^ω^)まず『双子と沈んだ大陸』は羊四部作の部分として書かれているっぽい話で、『1973年のピンボール』と『羊をめぐる冒険』の間の時期と思われます。相変わらず、主人公の元から去っていく人々の話です。『パン屋再襲撃』では奥さんの活躍っぷりが凄かったですが、一つ思ったのはこの夫婦は『ねじまき鳥と火曜日の女たち』の夫婦と同一なのではないか、ということ。ちなみにこの『ねじ』ではその続編と言うかそれをもとにして書かれた『ねじまき鳥クロニクス』とほぼ同じだったのですが、主人公は禁煙しレモンドロップをなめることなく煙草を吸っていました。笠原メイがマルボロだし。『ファミリー・アフェア』を読んで、私が村上流冗談にハマっていることがわかりました。この話での“僕”と妹のやりとりはおもしろかったです。
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○2009/03/10
雰囲気小説って言ってしまうと聞こえは悪いけど、でも村上さんの本て、もちろん文章もだけど何より空気を読み取るものなんじゃないかなぁと思う。
らしい不思議ーな話ばっかりだったけど、今回は短編だけど楽しめたと思う。表題作が特に面白かった。あと短かったけどやたらと長いタイトルのやつ。
でもやっぱりしばらくは長編がいいかなぁ。
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初村上春樹でした。独特の比喩表現を使ってるなといった感じ、話はリンクしてるのかしていないのかよく分かりませんでした。作品的には読みやすかったかな。
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表題作が大好きなんだ・・・。なんというか、糞真面目に不毛で。剣呑なのか日常なのか、線引きがしてないところがまたいい。
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あかーん、またしても意味不明な世界に引きずり込まれて放置された感。
読み終わっても何にも残りやしない。
しかし、妻がいいよね。ふざけてるのか真剣なのか。
焼きたてのパンが食べたーい!
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この本が出版された頃に読みました。
とっても不思議な世界がとても好きです。
また読み返したいなあと思っています。
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パン屋再襲撃にもなると、
村上さんの短編小説は
成熟した面白さを醸し出し
はじめるようになります。
洗練といってもいいかも
しれません。
といっても、これらの
短編をぼくが最初に読んだのは
逆輸入短編集「像の消滅」が
初めてだったので、最初は
そんな印象も薄く読んでいたのですが、
こうして時系列に作品を拝読していくと
一人の作家の成長と成熟が目に見えて
面白いものです。
「像の消滅」にだいたいの短編は
収録されていたものの、いくつかは
こういった短編集にしか収録されていない
レアなストーリーもあって、
こうしてわざわざ古い短編集を
それもハードで買い求めていた
時代がぼくにはあったのです。
その結果として、1973年のピンボールの
スピンオフである「双子と沈んだ太陽」に
巡り会えたりして、いちファンとして
楽しくありがたく読書を楽しませて
頂いています。
実に読み応えのある短編集です。
読むのにかかった時間:2時間
こんな方にオススメ:1973年のピンボールが好きな方
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久しぶりに読んだ村上春樹の著作。
友人に「象の消滅」の話を聞いたのがきっかけだった。
私は彼の著作を読むことは登場人物の言動や作中の環境のかっこよさに憧れることに由縁していたように思う。そのようなあこがれのような感覚をいつも抱かせるだけですごいのだが、しかし、彼の著作はもっと違ったところにも面白さや楽しみ方があるらしい。
例えば先の「象の消滅」でのテーマは「空間の歪み」らしい。この作中で、人間と象の現実的な大きさが変わる。この変化は全く現実的でない。ただそこには「空間の歪み」というキーワードがあるらしい。
ただしかし、私にはよくわからなかった。
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このあたりの村上春樹の作家としての特別さはよく伝わってこない。表題作「パン屋再襲撃」がすき。『ねじまき鳥~』はこれに所収の短編がスピンオフしたものだけれど、長編としてのほうがよほど完成されているし、そしてあれはやっぱり読みたい時に読まないときちんと飲み込めない物語だ。
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失われたものについて考える話が多かった。象の消滅はとくに、突然欠落したものと、それに関係なくまわっていく世界の二つの微妙なずれのようなものが不思議だった。その不思議な世界に身を投じたいと思いつつなかなかその勇気が出てこない。
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レビュー読んでみるとあまりお好きじゃない人もいるようで。
しかしまぁ、「食べたいときは食べるし、食べたくないときは食べない。これは僕の胃であってお前の胃じゃない。」ということですかね。
村上春樹作品のの登場人物、特に主人公に魅力を感じるのは、「平凡」な人物だからじゃないかな。平凡すぎて、ここまで平凡な人はいないだろ、というくらい平凡だから良いんじゃなかな。
その平凡な、平凡すぎる主人公が「良い面だけを見て、良いことだけを考えるようにするんだ。そうすれば何も怖くない。悪いことが起きたらその時点で考えるようにするんだ。」と語るからこそ、救いを感じるんじゃないかな。