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【読む目的】
五輪書を通して宮本武蔵の人生観について知りたい。
【読んだ感想】
『恋慕の道思いよるこころなし』など賛成出来ない箇所もあったが(^^;
『千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とす』『千里の道もひと足づつはこぶなり』この二つの言葉を見つけただけでも、この本を読んだ甲斐があったと思う。
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恥を思い、死することにかけては、武士ばかりに限らず、女も子供も百姓以下に至るまで、日本人の国民性なのだから、ただ死ぬことのみに価値を見いだすのが武士道というのは間違っている。
と、宮本武蔵が熱く語ります。
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ご存知! 剣豪・宮本武蔵による兵法の指南書。自身の兵法観、二天一流の戦い方なんかを記しています。
あくまでも兵法の指南書なので、「太刀でもっていかに戦うか」「戦いの際の心構え」等が記述の主だったことになります。しかし、至る箇所の記述で日常生活に役立てられるものを見つけられるのですよ、これが。
たとえば戦いを議論やプレゼンテーションに置き換えてみてはいかがでせうか? 置き換えながら、読みながらしていたら意外と「ほうほう」なのです☆ 早速今度つかってみよ☆ さすがに「太刀筋について」をそのまま日常生活に応用するのは難しいかもしれましぇんが・・・。(´ω`)
本の作りとしては、原文・訳文はもちろん、鎌田さんによる補説・解説が「付記」として掲載されています。また、『五輪書』の条文にあたる「兵法三十五箇条」の記述が「参考」として載せているので、横にも縦にも読める感じです。
・・・うん、まあ慣れるまでは鎌田さんがちょっとうるさいかな。
【目次】
はしがき
「五輪書」を読むにあたって
地之巻
水之巻
火之巻
風之巻
空之巻
兵法三十五箇条
独行道
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ひたすら力で相手に勝つための心技体の心得を記述した書。一つ一つの項目に特別なことが書いてあるわけではないが、体系立てて書いていることが新鮮。兵法だけでなく、為替や芸術など他の分野にも通じるところがあり参考となる。
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昔から読みたかったんだけど、読んでみて「一度も敗れていない」っつうところにちょっと冷める。
まぁ負けてないから生きているという事なのだろうが・・・。
日々の生活にも参考になる言葉が結構ある点では、興味深かった。
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まだ前書きとさわりくらいしか読んでいませんが、武蔵ってすごいな。生涯無敗。
江戸時代(で、合ってるよね?)の戦術書ですが、現代に生きるわたしたちも何かしら考えさせられる剣客の倫理観とかを期待して読みたい。
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「諸芸・諸能に至りても、拍子をそむく事は有るべからず」
「遠き所を近く見、ちかき所を遠く見る事、兵法の専也」
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徹底したリアリズムを感じる、剣術、兵術の書、宮本武蔵の五輪書を、原文と訳をつけて紹介。
条文の「兵法三十五箇条」も記載。
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数ある五輪書の中で、どれがベストかわかりませんが、どれか読んでみたいと思います。「孫子」が終わってから考えます。
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宮本武蔵の生き様が窺える。きっと合理主義者で勝利に飢え、一切の甘えを捨てて剣に生きるような人物だったはずだ。そして合理主義者・武蔵が最も雄弁に語っているのは勝つためには「心の充実」が必要不可欠であるということ。これは興味深いなあ。
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宮本武蔵『五輪書』の原文・現代語訳と解説。『兵法三十五箇条・独行道』の原文。
無敗の達人、武蔵の精神。
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宮本武蔵著の五輪の書の原文と、著者が現代語訳したもの、補足事項などが記載された作品。武の道を極めるのみでなく、様々なことに取り組むことの必要性、戦いにおける心構え(これについてはどの分野でも応用可能)、剣の使い方など、武の道を極めた武蔵だからこそ至った境地について書かれている。
特に敵の心を乱し、その隙を逃さず徹底的に攻撃するという考えについて多く述べられていた。
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かの宮本武蔵が書いた武芸書です。しかし戦いは最小単位が個人であり、個人の集合体が部隊である以上、個人のマインドが戦いに及ぼす影響はかなり大きなものになります。その点本書は実に示唆に富んだ内容といえるでしょう。
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僕はこの五輪書の教えを「正攻法で行け」であると理解した。五輪書はその名の通り地・水・火・風・空の五つの巻で構成されている。地之巻では兵法のあらまし、水之巻では剣術の道理・火之巻では戦いのこと・風之巻では宮本武蔵以外の流派のこと・空之巻では真実の道が描かれている。
宮本武蔵は武士であり、五輪書は剣術の指南書であるが、本書に記されている記述には普遍的な記述も多い。風之巻で、他の流派の欠点について述べられているが、それはすべて「敵を切る」という観点から考えて合理的でないことを欠点としてあげている。宮本武蔵の兵法において、戦いの目的は「敵を切る」ことであることが明確になっている。目的が明確であれば、その目的を達成するために合理的でないことは不要であり、無駄である。考え方は非常にシンプルで簡単である。訳者も指摘していることであるが、宮本武蔵は合理主義者である。そして、それはこの五輪書を読むことでも感じることができる。五輪書の考え方が合理的であること、五輪書の記述に無駄がないことである。
ところで、五輪書は「世界で最も重要なビジネス書」で紹介されていたので読むことにした。この五輪書の教えをビジネスに当てはめると「正攻法で行け」「合理的であれ」と言える。なるほど、至極当然のことであり、実践することは意外と難しいことでもある。