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小学校時代に担任の先生が読ませてくれた本です。作者さんの生い立ちやらを考えて読むと泣けますね。なんでこの人こんなに優しくあれるんだろうって、泣けてきます。
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確か小学生のときに読んだ本。
あの頃は「人って限りなく可能性が広がってるんだなぁ」と思いました。
また、この年齢になってもう一度読み返したい本でもあります。
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小学生の時に読んでものすごく衝撃を受けた本。てよりもう画集!真似して口に筆くわえて描いてみたり。。
あの時はただ絵のキレイさにワクワクして読んだけど、
今読むともし自分の身体が動かなくなったら何に生き甲斐を見出せるんだろうって怖くなる。
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「かぎりなくやさしい花々」っていうけど、やさしいのは星野さんの魂だと思います。そう思えるほど、心にぐっとくる詩と絵ばかり…!癒しなんだけど、その反面「よく生きないとなぁ」と胸が痛くなるような、そんな感じ。
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もし事故で体の機能が麻痺してしまったら‥生涯寝たきりになってしまったら、どうするでしょう? 作者の星野富弘さんは、体育教師時代に事故で頸椎に重大な損傷を起こし、肩から下の機能を失ってしまいました。彼は私たちの想像を超えた努力をして、口にペンを加えて、文字を、絵を描く練習を積み重ねていきます。
その絵や詩のなんて穏やかでやさしいことか!星野さんのお人柄に胸を打たれます。どうぞいつまでも描き続けて下さいますように‥。
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中学校教師だった星野冨弘さんが、体操の指導中に頸髄を損傷し、手足の自由を奪われしまった。
今やその絵を見たことがない人はいないのではないかというくらい有名な人で、その作品は日本だけでなく世界で愛されている。
体操好きだった青年期から事故、そして口で筆をくわえて絵を描き始める・・・作品と共につづられた自伝です。
星野さんの作品がどうしてこんなにも胸に残るのかよくわかりました。
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人生で初めて買った本。小学校の先生が少しずつ朗読してくれた。「作者はもう一度だけ手が動くならあることがしたいと言っています。何だと思いますか?」当時は全く予想外だった。
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不慮の事故で手足の自由を失った星野さんが絵を描き詩を作るようになった経緯を書いた感動的な手記。逆境の中でも自分としっかり向き合う星野さんの正直な言葉に心を打たれる。生きることの意味、人間にとって大切なもの、人の心のあたたかさ、そんなことを考えさせられた。
ぺんぺん草
神様が たった一度だけ
この腕を 動かして下さるとしたら
母の肩をたたかせてもらおう
風に揺れる
ペンペン草の実を見ていたら
そのな日が本当に
来るような気がした
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星野さんの詩画集が好きです。動けないけれど美しく咲いて限られた命を一生懸命に生きている花々と自分を重ね合わせているように思います。詩も絵も心の奥からの真実の声であり、とても感動します。
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うーん、こういう人をけなしたくはないんだな。
この人の作品で、どれだけ多くの人が勇気づけられたり、慰められたりしたかを考えれば。
本人もいい人なんだろうし。
多分若いころ読んだらこんなことは思わなかっただろうけど、気軽に結婚申し込んでるな、と思った。
若さゆえかもしれないが。彼女が一生自分の介護をすること、子どもを持ったり、職業を持ったりすることを(多分)あきらめねばならないことを考えたら、そう簡単にプロポーズはできない気がするが。
母に対しては、母や主婦の役割を別にした一人の女性として思いやる気持ちがあるのに。
同じように半身不随になった人に、彼のように毎日に感謝して与えられた運命を受け入れて生きろ、自ら生きがいを見つけ、できれば収入も得よ、という圧迫がないだろうか、と心配にもなる。
自分が同じ立場で、この本を持って来られたらいやだろうね。
わたしのようなひねくれ者には向かないが、この本で生きる力をもらう人もいるのだから、価値があるんでしょう。
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頸髄損傷により首から下が動かなくなった、星野富弘さんによる手記です。口に筆を咥えて書かれた絵と詩を載せ、幼少期から結婚するまでの過程が書かれています。
絶望的な話が続くのかと思いきや、くすっと笑えたり、はっと気付かされたり、心を穏やかにしてくれたりと、読み進めていくうちに色々な感情を抱かせてくれました。
私は弱者の味方でありたいと思いながらも、未だに偏見を持っていたようです。この本を読みながら痛感させられました。まだまだ常識や先入観に囚われて物事を考えてしまっています。感動どうこうよりも、自分自身の心の持ちようを教えてくれた一冊でした。
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[墨田区図書館]
公文の教材にあったから、子どもに読ませるつもりで借りてはきたけれど、見るからに読めなさそう&読まなさそうな表紙絵だったし、興味もあったので、借りてきてすぐ自分で読んでしまった。
器械体操にほれ込んで小学校の教員になっていた筆者がある日学校での指導(模範演技中)にしてしまった大けが。それがもとで半身どころか首下不随になってしまったことを自叙伝的に記した著。
そもそも作家などではなく、普通の方が、奥さんの口述筆記で書いているということもあって、文構成とか文章的に際立った点はなく、むしろ拙さも感じる点もあるが、やはりドキュメンタリーとしての側面と、何よりも筆者の境遇と心境の変化を伴った事故以降の人生の歩みが、読む人に伝えてくる生々しい何かがある。加えて筆者が事故後に得た「花を描く」という自己表現。絵が得意と言うわけではない私などからすれば、十分に画家と呼べなくもない完成度に仕上がっているせいもあるし、その背景にある画者の並々ならぬ苦労を知ったせいもあるが、やはりこの絵があるからこそ、筆者のこの本は注目を浴び、私たちに語りかけてくるものがあるのだと思う。
まだ「今」読ませることを完全にあきらめたわけではないが、「いつか」は息子にも読んでみてほしい。☆4以上にする重要度を見出すわけではないけど、そう思う。
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子が、図書館で借りたのを気に入って、結局購入に至ったもの。どんなものかと、自分も読んでみた次第。和洋問わず、新旧問わず、フィクション問わず、何でも手当たり次第に読み漁る姿勢は好もしく、本書もそんな中で出会った一冊なんだけど、子自身も知らぬうち、どんどん多様性の理解も深まっている、みたいなことだと素敵ですね。