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紙の本
動物画を描くときの参考資料に
2015/07/12 23:22
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投稿者:赤運太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
動物スケッチ2では「トラ、ライオンなどネコ科の動物」「象やサイなどの仲間」
「ゴリラやオランウータンなどの類人猿」「クマ、パンダ、海獣」
「鹿や馬、牛など偶蹄目」など大型動物の書き方について書かれています。
各動物ごとに写真やスケッチ、過去の有名画家の作品とともに体形のとらえ方、
細部の特徴が載っています。
また動物の仕草や種類による違い、一部には季節による特徴も紹介されています。
とくに馬の項ではなかなか把握するのが難しい走り方について
写真とイラストで詳しく説明されているので、持っていて損はないと思います。
ただ、載っているスケッチは描き方を教えることを前提に描かれたものではなく、
動物画家たちが習作として描いたものを収録しています。
ですから一から描き方を知りたい人には向いていませんし、
ある程度動物デッサンについて知らないと役に立たないかも知れません。
一から描き方を知りたい方にはK・ハルトグレン氏の
「動物画の描き方―生き生きと描く秘訣」をお勧めします。
私が動物を描く時に使うあんちょこ本で、これ一冊で様々な動物の描き方が分かります。
ただ、鳥類に関する項目は一切ないのでその点は他の本を参考にしましょう。
150ページ以上にわたって色々な動物が紹介されているので、
動物画の参考資料には良いと思います。
ただ、みみずくアートシリーズ全般に言える事ですが、使い勝手の割には
値段が高いので☆☆☆です。
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