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未来を描いた短編集。表題の作品は盲目の詩人ライスリングを描いたもの。内容よりも、彼の叫んだ詩とこのタイトルが空想をかきたててくれます。
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それほどハインラインは好きじゃあないかなー、と思いつつ、この短篇集の「地球の緑の丘」は30年近く読みたくてずっと探してたんですが、やっと最近読めて、「ああ…こんな話だったんだ」と、ライスリングに惚れました。
真乃呼さんの「緑の世紀」で知った時には絶版だったので。
覚える程に読んでしまいました。最期まで歌い続けるライスリングは、かっこよすぎです。
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これはよかったな、と思える作品。
ユーモアあふれる作品もあれば
最後まで読んでいけば考えさせられる作品もあり。
それと「月を売った男」の後日譚作品があります。
それは「鎮魂歌」という作品。
やっぱりこの作品も哀愁が漂います。
恵まれていることが果たしていいことなのか。
そう考えさせられてしまいます。
表題作は
一人の詩人の死までの記録です。
ファンタジー色が強いかも。
SFの要素はきちんとあるのですがね。
あの名作を髣髴とさせる作品も
あったりします。
ネコさんかわいい。
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不肖鴨、ハインラインが苦手です。というか、「夏への扉」が苦手ですヽ( ´ー`)ノあの甘々で前向き過ぎる展開がもぅだめヽ( ´ー`)ノ
でも好きな人にはたぶんたまらない、ハインラインの代表的な短編集。表題作「地球の緑の丘」は、タイトルだけが一人歩きしている感すら無きにしも非ずの超有名作です。甘くて切なくて前向きで希望に満ちた、ハインラインらしい甘々な作品ばっかりなんだろうなぁ・・と思いつつ読んでみたら、結構ハードな作品もあって予想外。予想以上に興味深く読み進められました。
ハインラインは物語全体の”雰囲気”を重視する作家だと、鴨は思います。この”雰囲気”がしっくり来る人なら、とてもおススメ。
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ハインラインの短篇集。一部は苦手なタイプのSF。全体に、月または近くの惑星への宇宙旅行や移住がテーマになっており、その時点で若干苦手。勝手に創りだしたテクニカルタームや地名の羅列にさらにげっそり。
とはいえ、短いながらもテーマや本筋はしっかりしているので、読めるんだけど、最後に「こういう話だったね」という大きな本筋以外残ってこない。
特に表題作とその後の金星人の話では、詩的に無駄に飾られた言葉と、本筋の話からわざとそらしまくる会話の連続で、眠気が…。訳も良くない。
前半の事故でパニック系の話は好きなので、間を取って☆3つ。またいずれ読み返すとは思う。
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ハリマンの話がいい
表紙 5点野中 昇
展開 7点1967年著作
文章 7点
内容 770点
合計 788点
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「面白かったよ、チャーリー。悪い点もいろいろあったが、素晴らしい、ロマンチックな世紀だったね。そして1年ごと素晴らしくなり、さらに興奮させられるものになってきたんだ。そう、わしは金持ちになりたかったことはない。長生きして、人間が星々に行くまで生きていたかっただけだ。神様に味方していただければ、自分も月まで行きたいと思っただけだ。」