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面白かった!期待はしていたんですが、本当に面白かったです。
淡々と書かれた語り口と、起こった出来事の善悪などを述べていないのが良かったです。
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映画ミュウヘンを見て思わず購入した本。
「事実は奇なり」
映画では語れなかった話や描写があります。
映画もいいけど、ノベルも深みがあっていいです。
映画を見たあとに読むことをオススメします。
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1972年9月、PLOの過激派「黒い九月」がミュンヘン五輪選手村を襲撃し、イスラエル選手団の一部を虐殺し、そのテロリストたちを暗殺するために、イスラエルの諜報機関「モサド」が密かに結成したチームの記録。映画「ミュンヘン」が話題になっている時に購入。…で、今頃読了…。
これがフィクションでも驚かないし、ノンフィクションでも驚かない。After9.11の今も同じようなことが起きてるんだろうな。
で、これはとりあえず、真偽のほどは確かではないものの、一応ノンフィクションということになっているので、いささか不謹慎ではあるのですが、読み物としては非常におもしろい。アフナーやその他メンバーたちの苦悩や葛藤が、淡々としつつもしっかり描かれている。特に興味深かったのは、ミッション終了後のアフナーの孤独な戦い。そこから彼がこの告白に至るまでの心境と経緯も知りたかったなぁ。(2006 Nov)
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ミュンヘンオリンピックでイスラエル選手を襲ったテロ集団の幹部11人を殺す任務を与えられた男達のドキュメンタリ
仲間が女殺し屋に殺される。復習。
命乞いはしなかった。爆弾担当も死ぬ
事故死?偽造文書担当も公園で散歩中
に殺される。二人になり9人を殺したところで中止。モサドの事務所に戻りと拍手で迎えられた。次の仕事の依頼
を断り、やめる。NYに住む家族に元へ
子供を殺すと脅迫されるが、やめる
金も奪われる。NYでタクシー運転手を
しながら生活する
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映画「Munich」の元本。タイトルは「Vengance」。映画で描かれる数年前のスパイ訓練生の時から話が始まっている。映画の中では単に絵として見過ごしてしまったり、さらりと描かれていた部分が言葉として書かれていたので、より理解が深まった。映画を見て疑問に思った点がほとんど全て納得できた。ロンドンの街角を歩くシーンはとても臨場感に溢れていて、その道が頭に入っているのに、つい地図で確認をしてしまった。映画を見て、その原作本を買うなんて、初めてなんじゃないかな?(2006.6.20)
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2011 5/8読了。Amazonマーケットプレイス・趣味彩々honpoで購入。
ミュンヘン五輪でのPLO過激派によるイスラエル選手団虐殺への報復として、殺害されたのと同数の過激派11人殺害ミッションを請け負ったイスラエル暗殺チームに関するノンフィクション。
暗殺チームリーダーの自伝形式を取る。
映画『ミュンヘン』の元ネタ。
『伊藤計劃記録 第弐位相』の中で同書と『ミュンヘン』に言及されていたのを見て買った。
たった5人の暗殺チームが、諜報機関員としての経験や元来のコネもあるにせよ、標的のうち8人(うち3人はチーム外の協力を大いに得ているが)まで1年のうちに暗殺してみせる描写と、任務後の主人公の扱い、それに対する主人公の対応が興味深かった。
今、「主人公」と書いてしまったようにフィクションであるとすら思いたくなるような話。
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モサドものは好きです。
でも、今回のものは少し違ったかな?
今までの小説は皆殺し的なイメージがあったけど、これは事実に基づいているからなのか、強気なモサドだけではなかった。
まー、面白かったです。
引き金はかならず二度ひけ。かっこいい。
勉強になりました。何の??
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映画「ミュンヘン」の原作。1972年、ミュンヘン五輪村襲撃事件でイスラエル選手団が殺害された事件を受けて、イスラエルの秘密諜報機関モサドが暗殺チームを結成する。パレスチナの過激派十一人を秘密裏に殺害するためだ。任務は順調に進むが、暗殺者たちはやがて苦悩し、精神的に追い詰められていくようになる。そして仲間が死んでいく。超法規的な報復の実行する国家の恐ろしさは、暗殺者自身が一番味わっている。読んでいて胸苦しさを覚える名著だ。(竹内明)