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お化けホテルの続き。「ああもう、帰ろうよ!」という私の声も空しく、気の毒な一家はどんどんのっぴきならない状況へ。本を読んで夜トイレに行けなくなったのはこれが初めて。
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日本人には馴染みの薄い“シャイン”って概念の事がちょっとだけわかるようになる。キューブリック版の映画より原作の方が“シャイン”に比重を置いてる感じします。
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映画も原作も素晴らしいけど、私はどちらかというと原作の方が好ましいなぁ、と。(悲惨な状況の中に救いも見えるし)キング自身による再映像化では、ラストに更に数年後のエピソードが追加されていますが、あれはちょっと蛇足かも。
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怖い。文句なく怖いんだけれど、なんて悲しい話。
いちいち映画版と比較するのも何ですが、ダニーはほんとはこんなにパパが大好きで、ジャックはほんとはこんなに家族思いでもろくてかわいそうな男なんだ。
でもそんな父子愛のほうに感動してしまったせいか、どうもウェンディだけひとり浮いてるというか、息子かわいいのはわかるけどそりゃあんまりじゃねえの?
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徐々に正体を現していくホテル。
徐々に狂っていくジャック。
引き込まれて一気に読み終えてしまった。
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出るわ、出るわ・・で、凄いことになってました。
映画化されているけど、そっちは怖くて観れない。
小説だから、なんとかついていけるけど・・。
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シャイニング=輝き=特別な能力・・・なのですが、映画公開された頃子供だったため、「シャイニング=怖い」の図式が払拭できません。小説読み終わった今でも。
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オーバールックホテル
優美にして、血塗られたホテル
狂気に囚われたものの、最後の姿
そうか、そうゆう話だったのか
読んでみて、やっと内容がわかった
映画での、「ウェンディ~」と迫る、狂気のさましか思い浮かばなかったけど
はぁ~
そうなると、父というのは、一体なんだったのか
なんとも悲しい
そして「シャイニング」という意味
日本の小説(SF)とは、スケールが違う
ああ、基本にかえって、「ファイアスターター」や「キャリー」が読んでみたくなったのだ
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息も着かせない程、面白いとはこの事。
久しぶりに読み返しても面白さは一向に色褪せていない。
むしろ、今だからジャックの人生に対しての疲労感に共感できたりしてしまう。
あまりにもジャックが切ない。
他のキング作品を読んでも思うのだが、恐怖よりも切なさが魅力に感じる。
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ハッピーエンド好きな自分的にはちょっともやもやな終わり方だった。
まあでも最後すっきりしたかなとも思います。
ジャックが変わっていくところなど怖かったです。
ちょっと切ないカンジの話でした。
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やっと話が進むと面白い
怪奇現象やなんやらとかぷっつん親父とか勇敢なマヌケコックとかハラハラさせられた
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強大な幽霊ホテルの魔物たちの力になす術もなかった管理人一家ですが、やはり家族を思う力で立ち向かいます。最後に見えた一筋の光が救いです。一気に読みました。
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幽霊屋敷ものに、アメリカ的な人物造形を注入してモダンに書き直したといった趣。ジャックの心理描写がよい。ジョン・ファウルズ『コレクター』を思わせる、徐々に都合よく捻じ曲がっていく理屈。抵抗しながらもホテルの望む方向に動いていってしまう弱さ。
キング自身はキューブリックの映画には不満なようだが、個人的にはキューブリック作品のさまざまなイメージが本作の味わいを強化してくれるように思う。冒頭、「ディエス・イレ」を使ったベルリオーズ「幻想交響曲」をBGMにひた走る車の心もとなさ、姉妹とそこになだれ込む血の流れの幻像(これは原作にはないが)、廊下を走るダニーの目に映るじゅうたんのくねくねした模様、それにジャック・ニコルソンの怪演。ドアを破壊するところや最後の場面もいいけれど、執筆する部屋でバルトークをBGMにいっちゃった目をしているところもよい。
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ホテルがついに家族に襲いかかる下巻
映画版のシャイニングも見たことがあるのですが、映画版はどちらかというと映像のインパクト重視、この小説版はホラー以上に、心理描写による人間ドラマ重視という感じがしました。
父親のジャックが徐々にホテルの霊たちの狂気に囚われていく様子が、この小説の中でも特に読みごたえがありました。そしてその狂気に囚われるきっかけというものが、
アルコールであったり、家族間の不信感であったりと人の弱さということなのも怖く感じます。
そうしたジャックですが、狂気の中で父親としての理性、息子への愛情が垣間見えた場面があり、そこが非常に切なくて印象深かったです。
大雪の中ホテルに駆けつけるハローランの描写もカッコよくて良かったです。ハローランとジャックの息子のダニーとの間に生まれた年齢を超えた不思議な感情。
それは二人が同じ能力を持ったが上に生まれた、友情以上に強い結びつきだったのだと思います。そうした絆の強さもしっかりと描かれていたと思います。
ホテルの霊たちもかなりの執念深さで怖い…。ひと段落ついたと思ったら最後まで人を狂気に飲み込もうとする、最後までドキドキしながら読み進めることができました。
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うーん。長かった前振りがあまりキャラクタ造形に生きていないような…。
心理とか軋轢とかもっとゴリゴリ抉って恐怖を演出して欲しかった。
あと、フラグ立てて放置はなぁ…。
とは言うものの、翻訳家との相性もあるから機会があれば別作品も読んでキングを判断したい。
今のところ周囲の忠告通り、自分には合わない作家のようだ。