紙の本
『将軍』について
2018/09/28 10:54
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投稿者:よっさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書(第4巻)には、『将軍』の伏字の部分(当時の検閲のため××となっています)の注釈があります。なくてもおおよそ推測でき、それも楽しいのですが、文字数まで合わせてあるので、この注釈だけで本書の価値ありだと思います。
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●トロッコ
【書】トロッコ芥川龍之介
ごろり
ごろり。
トロッコに乗り、震えを感じながら、風を切り、走り去る景色を見る。感じることが出来る!
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杜子春、捨児、影、お律と子等と、秋山図、山鴫、奇怪な再会、アグニの神、妙な話、奇遇、往生絵巻、母、好色、藪の中、俊寛、将軍、神神の微笑、トロッコ、報恩記収録。
杜子春が非常にええ!勿論藪の中も!
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谷崎潤一郎の「少将滋幹の母」のつながりで「好色」を読む.「少将」ではサイドストーリーだった平中の恋がここでのメインストーリーである.この作品の方が読みやすくて流れがよい.一方で,谷崎作品のようにより複雑で微妙な人間関係のなかに平中を配し,泰然と話しをすすめる風格はここにはない.こうやって続けて読んでみると,作家の個性がはっきりして面白かった.
本を開いたついでに「俊寛」を読む.知性と理性を兼ね備えた芥川好みの新しい俊寛像が印象的.
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なんとはなしに後味の悪い話が増えた気がする。良かったものは「杜子春」「好色」「俊寛」「神々の微笑」「トロッコ」
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『杜子春』
『捨児』
『影』
『お律と子等と』
『秋山図』
『山鴨』
『奇妙な再会』
『アグニの神』
『妙な話』
『奇遇』
『往生絵巻』
『母』
『好色』
『藪の中』
『俊寛』
『将軍』
『神神の微笑』
『トロッコ』
『報恩記』
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杜子春、捨子、影、お律と子等と、秋山図、山鴨、奇怪な再会、往生絵巻、母、好色、藪の中、俊寛、将軍、神神の微笑、トロッコ、報恩記
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藪の中 を読みたくて借りたついでに、杜子春 は再読、アグニの神 は初読。
わかりやすいストーリーと平易な言葉遣い。読みやすいけど、読後に噛み締めるようなものは今回はあまり残らなかった。
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何作品も載っているのでお得感満載。こうした全集でないと読まないであろう作品もあり、短編だから特に興味がなくても読みやすい。読んでみると心動かされたりで、食わず嫌いは良くないね。
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「杜子春」、「藪の中」の超有名作が収録されている。
「トロッコ」〜子どもの冒険心と、不安にかられて家まで夢中で駆け戻る描写がグッとくる。
「捨子」〜メロドラマの設定だが、単純に心に沁みいってくる。
「好色」、「俊寛」〜やや理に勝り過ぎた感がする。
「影」、「奇怪な再会」、「アグニの神」〜怪異譚だが、文章でグイグイ読ませる。