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小さなことからでもやがて多きな幸せにつながるんだなぁとしんみり思えた作品。
あいかわらず彼女の筆のタッチは繊細で美しいです。
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今住んでいるところから距離をおいてみたい。
世界を美しくすることができたらいいな。
色々、素直に夢をもてるようになる。
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女性なら、生涯大事に付き合いたい絵本!全米図書賞ほか受賞。このお話に描かれた女性は、特別な才能をもっているわけでもなく、なにか特権的な境遇にあったわけでもありません。本のあとがきには、「独立心にあふれた一女性の人生」というように、描かれていますが、一番感動的であるのは、ルピナスさんの、少女のようなのびやかな想像力だと思います。
図書館の仕事、その合間をぬって温室で南国を想い、ついには世界中を旅するようになる。
そうして、自ら育んでいったいろいろな思いを、誰に何と言われようと村のあちこちにルピナスの花を咲かせることで、おじいさんから伝えられた「世の中をうつくしくする」ことを、結晶させます。偏狭な心では、決してできないけれども、とてもささやかなことを成し遂げるのです。
その見返りを求めない美しさ。こんな美しさを理解することができたら、
人は、もっと優しくなれる気がしますね。
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絵が凄く綺麗で、バーバラ・クーニーはかなり好き。何度も読み返したくなる本です。ルピナスという花自体はおっきくて、近くで見るとびっくりしちゃう感じなのですが、いつかルピナスが群生している所を見にいきたいです。
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レビューを書いた2007年からその後、2020年現在、見事ルピナスが群生する土地に居住する事に成功!
ルピナスさんに憧れて、ルピナスさんのように余生はもうお花畑の近くで
過ごしたいと思って。でも、それは絵本の中のお話で、再びお花畑の土地から
離れるかもしれません。
どうなることやら。
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絵もキレイでストーリーもとてもステキ。
誰にも知られず、ワクワクしながら花の種をまき、春になりみんなを喜ばせる。
こういう生き方っていいなと思う。
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子どもの頃、おじいさんからしてもらった遠い国々のお話を聞きながら抱いてきた願いを、一生をかけてかなえていくルピナスさんの生き方は、『自分は何のために生きているのか』の深い問いかけに、ヒントを与えてくれるように思います。私は何のために生きているのか、人生の目的を見いだせず、あるいは失い、あるいは迷いの中にある私の心に、そっと差し込む光となる。
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おじいさんと、「世の中をもっとうつくしくする」という約束をした少女アリス。やがて時がたち、アリスは約束をかなえるすべを見つけ出します。ひとりの女性の半生記といえるお話。人生も後半にさしかかってから美しい花を咲かせるミス・アリスが素敵です。ルピナスは美しく存在感のある花を咲かせますが、実は、土質を選ばずこぼれ種でよく殖えるワイルドフラワー。その性質をきちんととらえているところも好ましく、まさにルピナスならではのお話だと思います。
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生きることの意味とは
「世界を美しくする」ということ
連綿と受け継いでゆきたい
世界を美しくする
という美しい約束。
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ルピナスさんがまだ子どもでアリスと呼ばれていた頃、大好きなおじいさんと約束した事は、「世の中を、もっとうつくしくするために、なにかすること」でした。ルピナスおばあさんは、素敵な考えでおじいさんとの約束を果たします。
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小さなおばあさんルピナスさんが、まだ子どもで、アリスと呼ばれていた頃に、おじいさんから「世の中を、もっとうつくしくするために、なにかしてもらいたいのだよ」と言われます。何をすればいいのかわからなかったルピナスさん。晩年になってようやく世の中を美しくするために素敵な事を思いつきました。
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絵本ではあるが、これを「子ども用」と位置づけて良いものか。
とても背筋の通った女性の、ひとつの人生の物語。
「世の中を、もっとうつくしくするために、なにかしなくては。」
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「世の中を、もっとうつくしくするために、なにかしなくては」
大好きな絵本。
よばれかたがなんども変わったおばあさんのはなし。
いろんなところに旅をし、最後に海のそばで暮らした小さなおばあさんルピナスさん。
ちいさいころにはアリスとよばれ、おじいさんと約束しました「よのなかをもっと美しくするためになにかをする」ということを。
自由に生き、世の中を美しくするすばらしいやり方をみつけたルピナスさん。
心がふわりとやわらかくなる絵本です。
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すがすがしい気持ちにしてくれます。
小さなことでも、何かができるって素敵なこと。
作者のクーニーはマサチューセッツ州在住とのことで
絵がとってもニューイングランド風(って勝手に私が思っている)
私も何かできないかな・・・
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以前、娘にプレゼントした本。
絵もストーリーも素敵です。
大きくなってから読み返してもらいたい本です。
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おじいさんが小さかったアリスに言った言葉。
「世の中を美しくするために何かをしてほしい」
成長したアリスは図書館で働き、世界中を旅し、海辺のそばに住む。
そんな素敵な生き方をしつつ、最後におじいさんが言ったことばを
実行するためにルピナスの種をまく。
自分のやりたいことを実現しつつ、自分以外の人の幸せも考えられるようなルピナスさんのような人生をしたいなと思います。
イラストも美しく、ページをめくっているうちに幸せな気分になれます。