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ひみつの塔の冒険 みんなのレビュー
- マージェリー・シャープ (作), 渡辺 茂男 (訳), ガース・ウィリアムズ (絵)
- 税込価格:1,980円(18pt)
- 出版社:岩波書店
- 発行年月:1987.10
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紙の本
小さな貴婦人ミス・ビアンカ
2004/11/18 23:36
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投稿者:あんず86 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ミス・ビアンカシリーズの3作目です。
今回の囚人は、意外な人物でした。今はもう使われていない公園の湖のほとりに立つ、寂れた塔。
ミス・ビアンカの囚人友の会議長辞任のお別れパーティーに、この公園の湖に船遊びに出かけたねずみたち。
そこで、見つけた小さな白い布切れ… それによってミス・ビアンカはとある事実、塔に人が閉じ込められていることに気づいたのでしたが…
その人物は救出するのに値する人物なのか… 友の会は疑問に思い、協力しようとしない。
しかたなくミス・ビアンカは自分だけで何とかしようとする。ボーイ・スカウトたちの手を借りて…。
後半から出てくる、競争馬のサー・ヘクターがいいキャラしてて気に入ってしまいました。ミス・ビアンカとのやりとりが面白かったです。
友の会が救出したがらなかったとある人物が、最後の最後、どたんばでまた裏切るのか?と見せかけて、意外と大人しく終わってしまった(改心したままってことですけど)のが、ちょっとあれ?って思いましたが。
よっぽどひどい目にあってたんでしょうね。そこまで変われるってことは。例のあの女性… 相当ひどいものですね。
本当に、ミス・ビアンカって魅力的ですね。ただのねずみとは思えない。個性がありますね。ちょっと素敵なお姉さん、という雰囲気です。
大使のぼうやについて勉強をし、自ら詩を読み、創作もする。物腰は優雅そのもの… 首にかけた銀色のネックレス。大きな茶色の可愛らしい眼。
まさに貴婦人という名称がぴったりな、ミス・ビアンカですが。
けれど、勇気は人一倍持っている。賞賛すべき人柄でしょう。(ていうか、ねずみですが…)
まぁこの話がかなり擬人化されている、ということは抜きにしても、です。
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