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三巻から約1月振りに四巻を読んだ。
竜馬がゆく同様八巻はさすがに長い。でもおもしろい。
三巻同様日露戦争の戦術が中心。無能な指導者による犠牲者。
旅順攻撃による戦争の悲惨さ。などなど感慨深い。
五巻はいよいよ二〇三高地。
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明治三十七年二月、日露は戦端を開いた。豊富な兵力を持つ大国に挑んだ、戦費もろくに調達できぬ小国…。少将秋山好古の属する第二軍は遼東半島に上陸した直後から、苦戦の連続であった。また連合艦隊の参謀・少佐真之も堅い砲台群でよろわれた旅順港に潜む敵艦隊に苦慮を重ねる。緒戦から予断を許さない状況が現出した。
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日露戦争は、絶対的数的不利の小国である日本が勝った、という歴史の教科書程度の事実のみ知ってて、さらにいうとその中で知ってる名前は乃木希典くらいなんだけど、どうやら乃木軍は旅順において恐ろしく無能で、無益な戦闘で日本人を玉砕たらしめていたらしい…。
歴史を知らない自分と、その時代の軍人の死生観と、たぶんここから起きる奇跡的(偶然的)勝利が、後の大戦に突き進む負の遺産になっていくんだろうことに気づき始めて絶望している。
(余談)
著者のリサーチ力は相当のものだと感服するが、同じことを何度も述べる癖はしんどい。笑
馴れてきたけど。
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無謀な作戦に日本兵達がまじめに挑んだら残虐な結果になったというのを読んで、私も全ての指示を疑うべきだなと学んだ。