紙の本
なんで僕が!?
2003/01/12 17:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:成瀬 洋一郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
『ハリー・ポッター』が大ヒットし、『指輪物語』の映画公開で新たにファンタジーの面白さに気がつき原作にまで手を伸ばした人も多いだろう。そして次に何かファンタジーで小説を…と考えたとする。そう、『指輪物語』のように壮大な神話と冒険の物語が読みたい気がする。でも『ハリー・ポッター』のように思わずクスクスと笑ってしまうようなユーモアな部分もあると良い。そういう人にお勧めするのが、この『予言の守護者』から始まるベルガリアード物語(全5巻)と続編のマロリオン物語(全10巻)だ。
話の筋立てそのものは単純だ。世界の始まりのときから続く神々の戦いがあり、その顛末について告げる予言があった。けれども多くの人々はそれを単なる物語と思っていた。平凡な農場の少年であったはずのガリオンは、ある夜、農場で料理をしているポルおばさんと、旅の語り部ウルフ老人に訳の分からぬまま問答無用で連れ出されてしまう。なぜ彼は連れ出されねばならなかったのか、そして彼らはどこへ行くのか?
それは長い旅の始まりであり、予言を成就するための旅路だったのだ…。
この物語の面白さは第一にキャラクターの魅力だ。もちろんストーリーそのものも面白いけれど、まず何が一番かといえば、敵か味方か判らない登場人物たちだ。どんな苦境も笑い飛ばし、切り抜けていく仲間たちとの会話を楽しみ、そして恐ろしく狡猾な敵との対決に心ふるわせようではないか。
紙の本
恋もあります。
2001/02/14 01:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:滝口 檜 - この投稿者のレビュー一覧を見る
さあ、冒険のはじまりです。
これから五巻に渡って、少年ガリオンの成長と冒険が語られます。謎めいた出生、神々の争い、世界をおびやかす禍々しい影。立ち向うのは農園で育った平凡な少年。恋もあります。篤い友情、個性豊かな仲間たち。そのなかでは反目もいつしか信頼へと変わります。そして——世界を賭けてのたたかい。
ここまで読んで、なにかひとつでもあなたの琴線に触れたのなら、あなたはこの物語を読むべきです。これはあなたのために用意された物語ですから。
投稿元:
レビューを見る
RPG的ファンタジー。とにかく登場人物が個性にあふれた魅力的人物が多い。指輪物語よりも読み易いよ。全5巻。
投稿元:
レビューを見る
最近また新シリーズが出てきたようなので、復習のため十数年ぶりに再読。設定はありがちかなーとも思うのだが、ストーリーがわかっていてもそれなりに面白く読めた。
投稿元:
レビューを見る
ベルガアード物語全5、マロリオン物語全10。53歳にして筆を取った達者なFT。一押しは人間洞察。
おおやちき表紙絵
投稿元:
レビューを見る
プロットはありがち。キャラが皆凄く強烈(超古代の神々でさえ)。マジックの提議が興味深い。彼の会話だけでも読む価値あり。
投稿元:
レビューを見る
この世が創造されて間もない頃、世界制覇の力を宿す宝石をめぐって神々が熾烈な闘いを繰り広げていた。この争いは魔術師ベルガラスが邪神トラクを倒して終局を迎えた。だが、いつの日か邪神トラクは宝石を求めて再びこの世に現われるという…農園で平隠な日々を送るガリオン少年にとって、神々の争いや宝石など単なる神話でしかなかった。だが、謎の語り部ウルフが現われた時から、ガリオンの生活は激変した。彼はウルフに導かれるまま何かを避けるように、また何かを追うようにして旅立つが…。全米でベストセラーのシリーズ、逐に登場!
投稿元:
レビューを見る
本屋で新装版を見かけて、様子見のために図書館で借りてみると、表紙が本屋で見たのと違う!表紙の絵に歴史を感じつつ、後付を確認、昭和63年版……うぁ、24~5年前!?
本を開くと、あの学校の図書室の、ちょっぴりかび臭いような独特の匂いがした。
本筋と関係のないところで、ノスタルジーを満喫した私。
他のかたのレビューを拝見し「指輪物語よりは軽めではあるが重厚なファンタジー」とあった(「指輪物語」は、私の想像力が乏しいせいでのめり込めず、最初の2巻までしか読めていない)ので、軽めなら…と繙いた次第。
自分の宗教観(などほとんどないが)と諸外国のかたとのそれとの相違のためか、プロローグから頭の中には終始「???」が飛び交い作品世界が頭の中に構築できなかった。
版が古いからなのか、翻訳のクセなのか言い回しも独特で読書スピードも上がらない(実際文庫なのに5日ぐらいかかっているけれどまだ終わらない~!)から、少々ストレスを感じる。
私には合わないのかなぁ……うーん、残念。
ガリオンがどうしてこの長い旅路を往く必要があるのかもまったくわからないし、仄めかし方もポルおばさんの科白じゃないけど「あなたはまだ知らなくていいことよ」と頭ごなしに拒絶されてる感じ。ガリオンにちょっと同情するわ。
この巻でせめてその理由だけでも解れば、また印象も変わるかもしれないけれど、今は続刊を読む気は起きないなぁ……。(2013.1/12 9:49現在)
と、なんやかや言いつつ、読了。
この巻では、世界観や登場人物の説明でほぼ終わった。
本格的な追跡と敵からの逃避は次巻から始まるようだ。
違和感を感じていたはずの言い回しや文章も、1巻を読み終わるぐらいには慣れてきはじめ、なんとなく「もうちょっと読みたいな。また最初からしっかり読みたいな」と思わせる不思議な感じがある。妙な中毒性。
なので、☆2→☆4へ格上げ( ´▽`)ノ
中古で見つけたので5巻まで(新装版の方で)買っちゃった。
通して読んだら随分と印象も違ってきそうな予感があり、なんだか楽しみになってしまったのだ。
もう一度最初から、私の頭の中に世界を構築しよう。
その際には、新装版のレビューでお会いしましょう。
投稿元:
レビューを見る
神話の設定とか凄い好き
ガリオン少年が何やら悪に立ち向かう的なファンタジー
一巻じゃ物語の全容があまり見えてこない
なんとなく、珠を悪い奴が盗んで、それを取り戻すてきな、そんな物語