投稿元:
レビューを見る
個人の驚異的な能力の発揮についての研究結果を実例を用いて解説した著書。
だがこの本からは、個人ではなく、組織や地方、国、ひいては人類レベルで、何か突き動かされるような感覚を与えられた。
自分の使命は何か。
心に残そうと思うフレーズが多い。
以下抜粋、メモ。
アポロ11号は時間的に90%は軌道を外れていた。
現実は必ずしも計画に沿うものではない。
挑戦すると、結果いかんに関わらず人は得る。
うまくいったなら貴重な成功体験を。
失敗したなら、軌道修正のチャンスを。
ハーバードの経営学教授テッド・レビット
「未来は、可能性が明らかになる前にそれに気付く人のものである」
「ああ良かった、ちょっと教えてもらいたいことがあるのだけど」
人に聞こう、無知を進んで認めよう。
電話のデモンストレーションを、研修生に混じって受講していた副社長が講師に指名されて堂々と行った例。
アーサー・アンダーセンの共同経営者のひとりが言った言葉
「目標とは、期限付きの 夢 である」
「意識を変えればいいだけなんだ。
米ソ両国、いや全世界が方向を変えて、宇宙の驚くべき可能性に目をやるべきだ。
そうすれば皆、つまらない競争はやめるだろう。
まるでだれか一人の所有物のように地球をめぐって争う必要はない。
(中略)・・・手遅れにならないうちに大人にならなければ。」
最終章から抜粋。