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表紙が出ませんね。あの、馬賊のように馬にまたがるジャイアンツユニフォーム姿はマズかったのでしょうか。
長島茂雄が何者かによって暗殺され、その犯人を捜すという話ではなく、長島殺害を阻止する男たちの攻防の物語です。愛すべきバカ小説。男塾とかあの系統を小説にしたら、このくらい爆笑かつ熱い物語になるのかな。「長島を最も愛するものだけが、長島を殺す権利がある」。深い含蓄ある言葉ですね、でも笑える。
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徳光アナとか実在の人物がバンバン出てくるから、
面白くないわけがない。
こういう突飛な発想は、他の人には真似できないねぇ。
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満員の後楽園球場。4万人の観衆にまぎれて、一人の男が、ライフルのスコープの中の十字の焦点を長島の頭部にセットし、まさに引き金をしぼろうとしている。長島はなぜ、何度も、何人もの男たちに狙われるのか?天才だからである。ピンクの肌をもった、大輪のひまわりのように明るい、大天才だからだ!「狙撃事件」の展開とともに、不世出の天才のナゾが明かされ、球史に残る名選手たちが甦る。“長島を一番愛している人間が、長島を殺す権利がある”のだ。かくて、限りない愛と情熱、執拗さをもって、天才は狙われ続ける。
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日本のある年代より上の人々にとって長嶋茂雄の存在といったら比肩するもの他になく、ハチャメチャに展開してゆく内容なのだけれども大衆娯楽文化における『長嶋依存』の実情がまざまざと描かれていて、この作品が発表された頃はもとより、今なおその影響の尻尾の先ぐらいは感じられるというのはなんとも偉大な。昭和プロ野球イジリも面白い。