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カトリックミッションスクールなら必ず小学校~高校で指定図書となる本書。
読むのがメンドクサイ貴方を救済するレビューを書きたいと思います。自力で読みたい方はこの時点で他の方のレビューに行ってください。
コルベ神父:日本に宣教に来ていたことも有るポーランド人神父。
東京星美学園グループ、広島の聖母の騎士高校の母体である聖母の騎士団の司祭です。(←神父と司祭と修道士の違いを抑えましょう)
時代背景:第2次世界大戦中のユダヤ人強制収容の時(←バチカンが見過ごしたと非難されているところですから、感想は踏まえて書きましょう)。
序章:コルベという苗字はユダヤ系ではありません。しかし、お手紙が届いたのでコルベさんは先祖がユダヤ人だと思うと自己申告してアウシュビッツ収容所に入ります。
破章:酷い扱いを受けている描写の後ユダヤ人の虐殺が始まります(←アウシュビッツでの虐殺は無かったとか主張している日本人がいるようですが、ここは合ったとして感想を書きましょう)。そこで次の処刑に指名された男が「家族がいるのに死にたくない」ともっともな事を主張します。(←自分も怖いから言うとか書いておきましょう)
急章:コルベ神父が代わりに死にます。いい人だなー。ただ、代わった相手も後で死んでたという後日談があるようですが、書かないようにしましょう。
ここで自己犠牲と無償の愛について涙を流す勢いで感想文を書きましょう。代理で死んでくれたキリストになぞらえるのが鉄板ですが、皆同じとなると困るので、親に置き換えて感謝する話にしてもポイントが高いです。
では良い読書感想文ライフを。
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函館のトラピスチヌ修道院で求めた一冊。アウシュビッツ収容所で働かれた神父の話かと思いきや、そこに収容され死刑となったカトリック司祭の伝記であった。
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訳:岳野慶作、フランス・アカデミー賞、原書名:Father Colben of Auschwitz(Winowska,Maria)