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訳が古過ぎるのか、まったく内容が頭に入ってこない。
二度と手に取ることはないでしょう。
もともとホームズパロディの"エドウィン・ドルードの失踪"を読みたいために準備として読んだのですが、時間がかかりました。
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アヘン窟での告白。クロイスタラムの村に年の近い叔父で後見人のジョン・ジャスパーを訪ねてやってきたエドウィン・ドルード。エドウィンと幼いころから婚約しているローザ・バット。クリスパークル氏の被後見人として村にやってきたネヴィル、ヘラン・ランドレスの双子の兄妹。ローザに好意を持ちエドウィンと争いになったネヴィル。二人の和解。エドウィンとローザの婚約解消。ネヴィルと自宅に帰宅した翌日消えたエドウィン。川に落ちていた彼のボタンと時計。半年後、ローザに愛を告白するジャスパー。ジャスパーの行動に恐れを抱いたローザの逃亡。ローザをかくまう彼女の後見人グルージャス氏。
チャールズ・ディケンズの未完の推理小説。
2007年3月21日購入
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クリスマスキャロルなどで有名なディケンズが書いた『推理小説』。絶筆なので未完です。が、巻末に80ページほど割いてかなり詳しい解説がついており、物語の結末についての予想がいろいろと判るので、読んでる最中の自分の予想や、気づかなかった所など補完されて面白い。
が、まぁ、ディケンズなので事件そのものよりも、人間の善悪や、悪に手を染めていく人間の心理描写などが際立っている印象で、ミステリ読みの中には冗長すぎてまどろっこしい!と思われる人がいるだろうなぁ、とw
解説にも書かれていますが、1986年に一度ブロードウェイミュージカルになっており、この2012年冬、26年ぶりにNYで再演されます。
未刊の作品を逆手にとって、あらかじめ観客に
「エドウィンは死んでいるか、生きているか」
「謎の人物ダチェリーの正体は何者か?」
「犯人は誰か」
などについて投票させて、その時一番票が多かった内容で演じるというマルチエンディング型ミュージカル!
来月観に行くので楽しみです-。(その事前勉強のためにこの本を読みました)