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本当に困ってしまいそうなファインマンさんですが、チャレンジャー事故の解明の件などはとても面白く、必読に値します。
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この本は、ちょっと趣向が異なる。。ファインマンの切ないところが出ている。最初の奥さんとの話にて。死の直後には涙も出なかった。だがしばらく経って街中で奥さんに似合いそうな服を見かけて、「あぁ、似合いそうだな」と思ったとたん、涙があふれた、というお話とか。。
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(「BOOK」データベースより)
ノーベル賞物理学者ファインマン最後の愛と冒険。初恋の人アーリーンの謎めいた手紙攻勢に、ファインマンはてんてこまい。結局まんまと計略にひっかかってしまう。自分の著書についてウーマンリブに問いつめられれば理路整然と反撃し、逆にやりこめてしまう。そしてスペースシャトル爆発事故の原因調査で駆けまわり、ついには公聴会の席でテレビカメラを前に実験までして見せるなど、痛快で情熱あふれるエピソードを満載。
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鳥について知ろうとする時、その鳥の名前を何カ国語で覚えたとしても、結局何も知ったことにはならない。だから鳥が何をしているのかを実際によく見てみよう、というのはファインマン氏のお父様の教えです。
1965年のノーベル物理学賞の原点がこんなところにあったのかという小さな驚きと共に、ファインマン氏のユーモアのセンス、絵画の才能にまで触れられ、どんな分野の人にもお薦めできる内容です。
本書の前に出版された「ご冗談でしょう、ファインマンさん」と合わせて読んだ後に、「筑波大学ギャラリー」に展示されているファイマン氏直筆の色紙を見に行けば、きっと感慨もひとしおでしょう。
(2011ラーニング・アドバイザー/図情 NISHIURA)
▼筑波大学附属図書館の所蔵情報はこちら
http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1120565&lang=ja&charset=utf8
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第1部はファインマン氏の生き方に影響を与えた、初恋の人アーリーンと父親の話。
第2部で『ご冗談でしょう~』的な軽いエッセイ。
第3部はスペースシャトル・チャレンジャー号爆発事故の調査の話。
という構成です。
初恋の人で1番目の奥様である、アーリーンさんも素敵な方であったことが、伝わって来ます。
奥様が亡くなった後、ショーウィンドウに飾られた「アーリーンの好きそうな服」を見て、悲しみが堰を切って溢れる、ところはジーンとしてしまします。
チャレンジャー号の爆発事故の調査のところでは、闘病しながらあれだけの活動が出来る事に驚きです。
なにより、事故調査の過程で自分の意見を聞き入れない人々も、否定ぜずに、その立場を思いやることが出来る公正さに感動します。
最後に収録された「科学の価値とはなにか」は科学に限らず、人間が学んだり、知ったりすることの価値を教えてくれる、深い話しだと思いました。
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ご冗談でしょう、ファインマンさん、の次に書かれた本。
1986年のチャレンジャー事故調査委員会での話がメイン。
自分を貫き、科学者の視点で問題を解決していこうとする姿勢がすばらしい。