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12月、学校の図書館。
ドストエフスキーの「罪と罰」。伊坂の作品にドストエフスキーの作品が出てくることがわりと多くて、興味があったので軽い気持ちで借りてみた。な、が、い…朝の読書の時間に読んでたら2ヶ月(!)かかってしまった。愉快な気持ちになる作品ではないし、正直鬱々としていてあんまり好きじゃない。でもなんかひっかかる、というかほかの人の感想も聞いてみたいような、作品。
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心理学的考察が鋭く人間の感情描写が中心で、
読んでみて繊細な作品だな、と感じました。
これは父の実家の書斎から、父の愛読書であったろう姿を発見しパクってきましたw
とても古い書籍だったので、現代語訳化されたものよりは読みにくいものだったのかもしれません。
電子辞書片手に、ちまちま読みました。
殺人を犯してしまった主人公ロージャの最後はあっけないというか・・・
自首っていう展開ですね、なんだかそこがあっけないというか。
あとは、一連の彼の人生を受け入れる女性が居るのですが。
なんだか傷をなめ合うというのか、共依存的な関係が見受けられます。
同じような境遇同士、絆を深め合うみたいな。
あるラジオで、花輪和一「刑務所の中」とゆーマンガの紹介あって。
片耳で聞いていたんだけれども、花輪氏は詳細描写がすばらしく、リアリティのある作品を描くことで有名なんだそう。
そんな精密描写へのこだわりが、銃刀法違反という犯罪へのび、はたまた獄中生活に結びつくわけだけど。
その獄中生活をこれまた精密に描写したのが「刑務所の中」なんだそう。
全く無関係な人物2人なわけだけど。
この2人の共通点というか、
窮地で次の展開へのステップを踏んでいるところに類似を見出したかな。
心理的描写にはハラハラさせられました。
ロシアの時代背景にも興味をそそられますね。
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何年か前に読んだもの。結構長いけど読めちゃう。スリリングな部分あってどきどきさせられるわ。割と重め。がっつり系。丼ものって感じね。