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古本屋にて購入。
埴谷雄高の「死霊」以外の小説が収められているとか何とか。
えらく読み難かった・・・。
今から振り返ると日本史上最強の難解小説である「死霊」(異論はあるだろうけど)をよく投げずに読み切ったな、と。
この本も訳の分からないことが書かれていた。
下地があって「死霊」が生み出されたのだな、と。
主題としては同じというか。
要するに意識とか存在とかそのようなこと。
あと政治的なこと。
嫌いじゃないけどあんまりそういうのばかりだと疲れるよね(笑)。
己を掘り下げるっていうのかな、そういうの。
正直この人の小説は感覚的に理解する程度で良いような気がする。
何となくでも理解できないならば雰囲気を味わうということで。
自分のような市井の本読みでは評価が難しい。
そういうのは学者さんに任せたい。
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初めて埴谷雄高に挑戦してみました。かなり手強かったです。非常に難解。でも途中で投げ出す気にはならない。数年後にもう一度読んでみたい。レビューになってない・・・。現時点では評価不能だ。
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(2001.03.22読了)(1999.07.17購入)
内容紹介 amazon
日本の近代文学史上未踏の作品群。意識の純粋実験 ― 表題作他短篇五編を収録。
☆関連図書(既読)
「ドストエフスキイ」埴谷雄高著、NHKブックス、1965.11.20
「欧州紀行」埴谷雄高著、中公新書、1972.12.20
「闇の中の黒い馬」埴谷雄高著、河出書房新社、1975.11.15
「散歩者の夢想」埴谷雄高著、角川春樹事務所、1997.12.28