紙の本
ハンニバル・レクターというキャラクター
2019/08/31 09:42
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投稿者:mino - この投稿者のレビュー一覧を見る
物語は楽しく読むことができたが日本語訳は正直読みにくいと感じた。ハンニバル・レクター教授のキャラクターが非常に魅力的で、本作の人気の理由がわかったように思う。次は自由を得て存分に活躍する彼の姿がぜひ見てみたい。
紙の本
クラリスの闘い
2017/05/23 20:31
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投稿者:マー君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
FBIの研修生のクラリス殺人鬼ハンニバル レクター博士との物語。
博士からのヒントから、様々な 妨害にも負けず、クラリスは犯人を追跡していく。
クラリスが犯人の家に辿り着き犯人に気がつくが、どうしてそこにたどり着いたのかがよくわからず残念。
紙の本
史上最高のサイコ
2002/02/11 13:17
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投稿者:くろこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画がものすごく有名になって、サイコモノの代名詞といった感じのする作品。映画に比べると本の方がやっぱり細かくて、特にレクター教授の人物像が凄い。こちらの方では、女性はあまり目立っていないように感じる。それぐらいにレクター教授に存在感があるからだろう。
映画のイメージが先行すると異常殺人の特異さがすべての本なのかと思うけれど、ミステリーとしても良くできていて、トリックやシーンもおもしろい。
でもこの系統のものはこの作品で極まったと言えるかもしれない。レクター教授という強烈なキャラクターの誕生で、似たような作品はもう書けないのだろう。
映画ではジョディ・フォスターがハマリ役な感じで良いです。
紙の本
シリーズでは間違いなく一番よい
2001/03/06 22:35
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投稿者:katokt - この投稿者のレビュー一覧を見る
続作『ハンニバル』が世間をにぎわしているようである。だいたい人から本の題名をきくと、この本ははやってるんだなってことがよくわかる。そう言う意味で、映画化もされたこの本の題名は広く人口に膾炙したなぁ。ジュディー・フォスターの好き嫌いで映画の方は評価が分かれるようだが、とにかく賛成できるのは3冊シリーズの本の中で一番面白いのは当書であるということ。
紙の本
ハンニバルを読む前の必読書
2001/01/17 12:25
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投稿者:shigeshige - この投稿者のレビュー一覧を見る
既に映画化された有名作品である。映画もすぐれた出来ではあったが、この作品の良さをとことん楽しむには本を選択すべきである。匂いまでも伝えるリアルにとんだ状況描写や登場人物の細かい動き、FBIという実在組織の問題提起などは著者のもっとも得意とするところであり、読者は想像の世界でどこまでも恐怖心と興味を掻き立てられる。本を通じて受けるレクター博士は印象は想像を絶するモンスターでありとても映画に描ききれるものではない。続編のハンニバルもあわせて底知れぬ恐怖を楽しめる方必読の一冊。
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最近読み直し。以前読んだときと自分が変わっているせいか、受ける印象が随分変わった。
前はその展開にわくわくしただけで、それでも充分好きな作品だったけれど、今回はクラリスと言う女性の歯がゆいまでのいじらしさ、頑固さが愛しく思う。
賢い女は幸せになれないねえ。
多種な登場人物がとても魅力的。好きとかではなく、ファック野郎チルトン博士までも、キャラクターとして凄く魅力的。読ませる作家だと改めて、思う。
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レクター博士が素敵すぎ。
映画ではあの知性がイマイチ発揮されていなくて残念。
サイコ系のはしり。
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今さら、読み終わりました、と言うのも恥ずかしい一冊ですね。さらに白状すれば、実は映画も見たことがない。1シーンも。ジョナサン・デミと言えば僕は『ストップ・メイキング・センス』(ロック映画の傑作の一本!)と『サムシング・ワイルド』しか観たことがありません。★というわけで、この一冊も僕にとっては日本から送った百円文庫本の一冊に過ぎなかったわけです。さすがにタイトルと映画共々大ヒットしたことは知っていて、だからこそ読んでみようと思ったのですが。いや、しかし、さすがにヒットしただけあって面白かったです。『レッド・ドラゴン』よりも楽しく読めました。『レッド…』があまりにも陰鬱なだけに。
精神科医でありつつ九人以上の人間を殺害し、遺体を食すという猟奇的犯罪を犯して拘留されているハンニバル・レクター博士が、殺害した女性の遺体の皮を剥ぐという猟奇的な連続誘拐殺人事件の手がかりを引き出すために派遣されたFBIの訓練生であるクラリス・スターリングにぽつぽつと解決のためのヒントを与えることによって進行していく物語は、アームチェアディテクティヴの亜種と言ってもいいだろう。異常心理とか、性格分析に関心のない僕としては、この作品を古いミステリの形式の中で読んでいくのが楽しかった。★あと、同じ女性の主人公、警察関係者ということで、パトリシア・コーンウェルが生み出したケイ・スカーペッタとどうしても比較してしまったが、野心があって、時に汚い言葉を吐き、上司を毒づくクラリス・スターリングの方が好きだな。スカーペッタも泣いたり、不倫したりするが、禁欲的過ぎるな。★翻訳についても一言。英語の発音にできるだけ忠実であろうという翻訳者の姿勢は徹底していて、日本語として定着した語の表記まで変更させようとしている。例えば、「テイブル」、「ブレイザー」とか。「ブレイザー」は最初なんのことかわからんかったです(英語だと「blazer」、普通日本語だと「ブレザー」かな)。英単語の日本語表記は英語の発音にできるだけ忠実であるべきだ、という考え方には全く同意するが、難しいのは既に定着してしまった語の場合。将来的には「テイブル」、「ブレイザー」になった方が僕もいいと思うが、何もこの文庫から始めることはないよね。おかげでかなり読みにくかった。ついでに揚げ足をとるのならば、この翻訳内に現れるラテン語の表記に食い違いがある。まず前半(P. 74)「プリマム・ノン・ノセレ」とある。英語として読めばそう発音されるだろうが、正しくは「Primum non nocereプリムム・ノン・ノケレ」だ。普通のアメリカ人ならそう読むというのなら、別のところにある(p. 364)「アケロンティア・スチュクスacherontia styx」(こちらは正しい)も「アケランティア・スティックス」と表記すべきだろう
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映画を先に観たけれど、文章の方がもっとスリルに満ちていて断然良い。前作・レッドドラゴンにもチラっと出てきたレクター博士と新米FBI特別捜査官・クラリスとの遣り取りがとても面白い。よくハンニバル・レクターなんていうキャラクターを創作したよなぁ。感心!
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レクターシリーズ第二話。レクターとクラリスの微妙な関係が最高!敵同士のような惹かれ合っているような。
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文句なしの作品です。アンソニーホプキンスのぱっと見優しそうな笑顔が、一変して恐怖を感じさせる笑顔に変わりました。レクター博士は結局何を成し遂げたら満足するのか・・・
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私が一番好きな恋愛小説です。
表向きはサイコホラーとかサイコサスペンスとかいうけれど、何度読んでも恋愛小説。
レクター博士&クラリス
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1991年(平成3年)
第64回アカデミー賞/
★作品賞★主演男優賞:アンソニー・ホプキンズ★主演女優賞:ジョディ・フォスター★監督賞:ジョナサン・デミ★脚本賞(脚色):テッド・ダリー / 出演:スコット・グレン、テッド・レヴィン、アンソニー・ヒールド、ブルック・スミス / 原作: トマス・ハリス / 脚本: テッド・タリー / 製作総指揮: ゲイリー・ゴーツマン / 製作: エドワード・サクソン、ケネス・ウット、ロン・ボズマン / 監督: ジョナサン・デミ / (原作本)
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サイコスリラーの先駆的小説。類似の後発作品とは殺人鬼レクター博士の魅力の差が圧倒的に違う。映画も良作。
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ミステリーだけれど、恋愛小説。クラリスとレクター博士の間に流れる濃密で深い霧の中へ思う存分身を委ねよう・・・。
1991年