木を植えた人 みんなのレビュー

投稿元：

レビューを見る

この話はある羊飼いの男の話。

荒れ果てた土地に男は3年前から10万個の木の実を植え、2万個の芽がでた。
さらにそのうちの半分はリスや鼠に食われてしまう。
それでも男は木を植え続けるのだ。

そして長い年月の末、そこには青々とした森が広がり、荒れ果てた土地はすっかり姿を変えていた。
羊飼いの何の見返りも求めない無私の行為によって、
荘厳とも言えるこの仕事を成し遂げることができたのだ。

投稿元：

レビューを見る

無駄に思える小さな事々も地道にし続けることによって何かが変わる。砂漠が林に森に変わっていくように。静かに大切な事を教えてくれる。

投稿元：

レビューを見る

ｱﾙﾌﾟｽ山脈の西端


ﾌﾟﾛｳﾞｧﾝｽ地方｡



ｿｺには見捨てられた荒れ地が広がってぃた｡



そんな場所に住む無口な羊飼い

ｴﾙｾﾞｱｰﾙ･ﾌﾞﾌｨｴ



彼は木を植える人だった｡






実話ぢゃなぃけど嘘ぢゃなぃ｡


夢物語か解らなくなる説得力ぁる物語｡



理想の人を見つけられる本でした

投稿元：

レビューを見る

すぐに読み終わってしまう短いお話だが、
心に残る。
生きているうちに出来ることはなんだろう。
そういうことを考えさせられる。

一冊買って、
１年ごとに読んでみるとその時によって
感じ方が違っておもしろい。

小細工なしの感動が得られる。

投稿元：

レビューを見る

この物語はエルゼアール・ブフィエという名の羊飼いが、自分の住んでいる地方が樹木がないため死にかかってるのに気づき、特に職もないのでこの荒地をなんとかするために木を植え続ける話です。
物語は特に大きな障害もなく、木を植えていってうまく育ちそれによって近くの村も人口も増え活気がでてくるのですが、これを成し遂げたのが一人の人間というのはすごいことだと思います。
なんか考えさせられるお話でした。ページ数も少なくさらっと読めるのでみかけたら読んでみてほしいです。

投稿元：

レビューを見る

わたしのバイブルです

この本をはじめて読んだのは中学２年のとき。
これから先、どのようなひととして生きていくのか、
そんなことを考えはじめた出発点といえる作品です。

あなたのそばにも置いてほしい一冊です。

投稿元：

レビューを見る

語らずじっくりと荒野に木を植え続けた人。
沈黙のなかにある深い想いを実践する力の素晴らしさに
「言葉」はいらないんだ。

アルプスの西端プロヴァンス地方の荒地に、羊飼いのブフィエは樫の木をひとりで植え続けた。戦争があってもそこは無関係の土地であった。高貴な魂をもつ老羊飼いの行いは、荒地を緑ゆたかな土地にかえていった。

投稿元：

レビューを見る

本当の意味で変化をもたらす人間というのは、単純に特別な知識や技術、才能を持ち合わせた人間ではなく、ただただ己の成すべきと思ったことを続けられる人間ではないでしょうか。
エゴでも私利私欲のためでもなく、ただ木を植え続けたエルゼアール・ブフィエという人物。彼の姿に、私はそんな感想を抱きました。
見返りばかりを求める自分を戒め、また、自分の信念を貫くことへの自信を与えてくれた一冊です。

投稿元：

レビューを見る

名作。ただし読むタイミングや読んだ人によって解釈論は異なると思う。私としては人としての生き方を考えさせられると共に、今ある私たちにとっての当たり前は誰かが黙々と“播き続けた種”が芽を出し、成長した結果なんだなと感じた。奥の深い物語・・・・
　

投稿元：

レビューを見る

子供に読ませるべきと思料。
誰かにプレゼントしたいな〜。
ただ全ての人が木を植え続けられる訳でもないのが現実である。社会とは難しい。

投稿元：

レビューを見る

会社にて10分で読めるから、と言われ本当に10分で読了。ストーリーはよくありそうな話だけれども、哲学的な生き方とは？を問うのに良くできた寓話だと思った。そして哲学が政治に影響を及ぼす方法のひとつとしての態度でもある。Michael Waltzerを読んでいる影響だが、政治というプロセスの議論と哲学という本質の議論の交わり方がこの話でまさに体現されている。結局は「黙々と伝播させる」ということなのだ。簡単に言うと背中で語る、ということ。

投稿元：

レビューを見る

決してコツコツと事を運べば、大事に至るという話ではない。誰かから評価されることを期待せず、邪魔や批判にも耐え、来るもの拒まず去るもの追わず、かといって評価されても奢らず、ただ自分と向き合い成果を出していく姿勢。この本を僕が読んだのはこれから立ち向かうブフィエにも似た、それ以上の環境で自己研鑽をしなければならない自分へのエール。