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みんなのレビュー104件

みんなの評価4.4

評価内訳

100 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

『こころ』というタイトルのもと、漱石はいかなる種類の「実験」を試みたのか

2001/02/25 01:14

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オリオン - この投稿者のレビュー一覧を見る


 高校の時以来、数十年ぶりに再読した。こうした再読の楽しみのためこそ、若いうちにたくさんの本を読んで感動を蓄えておくべきだった。ずいぶんと月並みだけれど、ほんとうにそう思った。

 それにしても、この作品の構成はかなりいびつだ。こんな初歩的な問題はその筋の人々の手でもって論じつくされているに違いないと思うが、「上 先生と私」「中 両親と私」「下 先生と遺書」の三部構成はどう考えてみても一つにはまとまらない。もともと漱石は『心』という総題のもと短編をいくつか書くつもりだったらしくて、確かに「上」「中」「下」はそれぞれ独立の作品として読んだ方がむしろ味わいがある。

 しかし、ここで考えてみたいのは、それらがまとまって一つの作品世界をかたちづくっているとした場合に見えてくるもののことだ。その際、注目すべきは、一つは手紙=遺書というフィクショナルなものとリアルなものを架橋する文学的装置の機能だと思うし、いま一つは『こころ』全篇に出てくる複数の死──Kと先生の自殺や「私」の父の死、明治天皇の死(「明治の精神」の死)や乃木大将の殉死、等々(あるいは身体の死と精神の死?)──がもつ機能である。これらの装置や道具建てを使って、そして『こころ』というタイトルのもと、漱石はいかなる種類の「実験」を試みたのか。

 この「問題」はまた数十年後(?)の再々読のときの宿題にしておこう。

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紙の本

こころ再び

2015/06/05 16:55

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぶーにゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

中学生の頃、授業で一部を学びましたが1冊通して読みたくなり購入しました。授業ではクライマックスの一部分だけを取り上げていましたが、改めて読むとこういうお話だったのかとすっきりしました。先生と私の周りの状況もわかりおもしろかった。文体も読みやすく言葉使いもなつかしい感じがしてよかった。

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2005/05/19 19:57

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2005/04/21 23:54

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