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こういうの衒学ミステリ、って言うのかな?正直、読むのが大変だったけど、後半はめくるめく世界で脳内麻薬が放出。
神学のレクチャーは読み飛ばしたよ・・・あんなの一部のマニアか専門家じゃないときちんと理解できないだろう。
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上巻、読み終わりました。とっつきにくい文章でしかも宗派の名前とか歴史とか知らないので難しいけれど、事件が起こっていくにつれて引き込まれていきます。面白い。
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一言で言うと、「難しいけど面白い」ですか。山奥にある僧院で、黙示録をなぞるように起きていく殺人…。ミステリーの部分は面白いんだけど長々とした薀蓄部分はちょっと投げ出したくなりますね(笑)。そこが逆に「絶対最後まで読んでやる!」ってなるんですが(笑)。
これもキリスト教を軸に展開していくミステリーです。
しかし、キリストが笑ったか笑わなかったか、財産を持っていたかいないかでここまで派閥ができたり、殺人に繋がるような口論がされたり…いやはや、宗教は奥深いです。
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推理小説っぽいとは聞いていたけど、あまりそうとは思わなかった。
それよりも取っつきにくさの方が上。
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前年8月29日購入。1月20日読了。夏に買ってなんとなく食指が出なくて読んでなかったんだけど,こりゃあ面白いよ!作者がシャーロキアンであることが細部に出ていて笑える。
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ショーン・コネりーが名探偵修道士役を演じて、修道士カドフェルや修道士ファルコなどのその後の「修道士ブーム?」のさきがけとなった映画の原作。なかなか翻訳が出なくて、当時ファンをやきもきさせたものでした。わたしは待てなくてとうとう英語のペーパーバック買ってしまったけど(笑)。
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記号論で有名なウンベルト・エーコの著した宗教ミステリーの金字塔!ショーン・コネリー主演で映画化もされた。書物が書物を呼びよせる世界。中世の修道院の沈鬱な静寂に潜む「知」への渇望が残酷なカタストロフを招く。読書狂には必読。
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北イタリアの修道院で修道士・アルデモが塔から落下して死亡した。
問題の塔は夜には閉めきってしまう為入ることは出来ないうえ、窓には開けた痕跡もない。残雪に足跡は無い。
この修道院でとある会合を行うためにやってきたバスカヴィルのウィリアム修道士と見習い修道士のアドソの二人は会合を無事に終わらせる為にもこの奇怪な事件の調査に乗り出すことになる。
だが、皆の口は堅く真実への道は遠い。
その矢先に第二、第三の犠牲者が!
「ヨハネの黙示録」になぞられたようになって発見される死体、立ち入り厳禁の蔵書室、その蔵書室の中にある「アフリカのはて」、禁書、異端裁判。
権威欲・物欲・情欲に支配された哀れな人々が集まり、欲望渦巻く修道院の中で、アドソは異端や信仰、愛について傷つき自分を失い、そして悟っていく。
晩年のアドソが修道院に着いてから事件解決までの7日間を書にしたためたという形式で物語は進むのである。
この作品の読了後映画版を鑑賞したが、私は小説で読んだ後に観られることをオススメする。
ストーリーは小説で、イメージは映画で楽しまれるといいだろう。
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中世イタリアを舞台にしたある修道院でおこる
殺人事件を中心に据え、宗教対立、教義等の問題を鋭く抉った内容です。若干難解な部分もありますが、歴史物、ミステリー物がすきな方には是非お勧めです。難しければ、ショーン・コネリー主演、クリスチャン・スレーター共演で
映画化もされていますので、そちらを見てからのが分り易いかもしれません。
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エンターテイメント性が盛り込まれミステリとしてもおもしろいが、西洋史学の知識があれば格段に面白さは増す。ただし付け焼刃ではない知識が随所に必要となるので(弟子の存在である程度はフォローされているが)本当に楽しむのは難しい。が、それを置いても楽しめる作品ではある。
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記号論で有名なウンベルト・エーコの著した宗教ミステリー。むずかしい本で就眠儀式としては読めないが、じつにおもしろい。
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ショーン・コネリーの映画で有名ですが、映画と原作は別物。映画もよく出来て面白いんですけど、原作とはぜんぜん違います。
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閉鎖的な修道院で起こる連続殺人事件。キリスト教の宗派対立と事件の調査が複雑に絡み合ったストーリーです。
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妹と友達に別々に薦められただけあって、結構面白かったっす。
ただ、哲学的な部分というか、宗教的な部分が難しくて、かなり割愛して読んでしまった。。。これでは、読んだうちに入らないんだろうか???
でも、かなりミステリーとしては楽しめたので、よかった。
初版1990年の本なので、ちょっと文字が細かめなのも、読むのにためらった理由です。
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中世という、ともすれば人類の精神的活動が停滞していたかのように捉えられがちな時代に光を当てた一作だと思う。キリスト教が人類にもたらしたもの、人類から奪ったもの、どっちもデカイ。