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私が安部謹也せんせを知った記念すべき本。道化者・ティルが巻き起こす騒動を面白く描いた内容もさることながら、註釈を読んでるだけでも充分面白い。
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道化者・ティルの物語よりも、むしろR・シュトラウスの交響詩で有名かな?
自分の靴の中に土を詰めて「俺は俺の土地の上に立っている、だから罰することはできないぜ」と見得をきってみたり、馬鹿にされた相手の家の暖炉に×××(おお!)を詰め込んでへこませたり……。
決して上品な展開ではないですけれども、とにかく痛快。
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500年前の中世末期ドイツにも、変わった奴がいたもんだ。ティルのいたずらは、最後に必ず現場にウンコを残して立ち去る。イヌのおしっこが彼の縄張りを表すように、自分がここに来たという証明をしているようだ。96話のほとんどに挿絵が載っているが、4分の1くらいはとぐろを巻いた運子がきちんと載っている。挿絵で見る限り、長髪で巻き毛というヘアースタイルも、これが中世風か?っていう感じで可笑しいなあ。結構、ジャニーズ系。
翻訳があのアベキンというのも納得!
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なんであんたらそんなにほいほいだまされるんだよ…!!
と風刺作品であるにもかかわらず権力側の身になって地団太ふんでしまいました。
いや、まぁこれだけ話数があれば誰しも一度はそう思うんではないかと…思うんですが…。
おもしろかったんですが、読み終えるのが大変でした。
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遍歴職人ティル・オイレンシュピーゲルが雇い主の親方や領主を痛快にやり込める。そのやり方があまりに強烈で、読んでるこっちが「ちょっと、ちょっと、そこまでやっちゃっていいの?!」と心配になるくらい。むしろやられた方に同情か。話のむちゃくちゃさで笑い、解説の奥深さで唸らされる。1冊で2度おいしい本。
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これ読んだ頃は今より更に潔癖だったからシモ方向に受け付けなかった。
訳もいまいち。
これを「のびやか」と評価できるキャパシティが欲しい。
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高校生の頃に読んで、良くも悪くも忘れられない本。
いたずらと呼ぶにはあまりにひどい暴挙の数々。小学生の頃のリリー・フランキーが大人げなく、無茶苦茶なまま大人になったらこんな感じか。ダウンタウンの松本氏もこれくらい悪いかもな。
尾籠すぎるので食事中読むのはオススメしない。
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なんかお下劣ギャグマンガみたい。
一つ一つのエピソードは短いのだけど、似たような話が延々続いて展開がないので飽きてくる…。
そしてウンコの話が多すぎる。
小気味いいが、不愉快。
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尾籠な話は民衆本なので多いし、胸糞悪い話も正直多い。
でも注釈や後書は本文の意図を推定するのに非常に役に立つし、面白い