紙の本
織豊時代を垣間見る
2012/01/09 07:36
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆきはじめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
人質から娘婿となって信長に習い、同士から家臣となって秀吉に使えた武将。
才能がありながら次世代のため二英傑に翻弄され、まさしく織豊時代を駆け抜けて逝った名将の生き様から、僅かな油断が生死を分けた当時の厳しさを知り、信長と秀吉の姿も垣間見えます。
歴史は繰り返すと言うように、時代は変っても人間の本質は変らないし、過去を知っても未来はそれほど変らないのかも知れませんが、もっと歴史を知りたくなりました。
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織田信長に「我が後継者」と言われた男 蒲生氏郷の文庫本。
残念ながら40歳という若さで亡くなってしまう。
もしも関ヶ原まで生きていたら…と思わずにはいられない。
そんな歴史も見て見たかった気がします。
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天才・織田信長をして、その俊敏にして剛胆な器量に舌を巻かせ、ひそかに「我が後継者」とまで思い定めさせた麒麟児・蒲生氏郷。江州日野六万石の小領主の伜から身を興し、信長と秀吉というふたりの天下人に仕え、遂には会津若松城主として92万石の大名に成長しながら、天下への野望は早世によって潰えた。数々の戦功とともに、人心掌握の術にも長けた名将の、波瀾に満ちた40年の生涯を活写する長編歴史小説。
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せっかくの蒲生家視点がとぎれとぎれだったのは残念ですが。頭も切れるし武勇にも優れる氏郷、振る舞いがスマートでかっこいいなあ。
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この氏郷、信長好き過ぎでしょ・・・!(笑)
なんだか読んでて面白かったです。
PHP作品は重くないのでどれもサーッと読めて好きなんですが、この氏郷は割りと理想の氏郷に近かった事もあって特に好きかも。
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こうゆう小説は仕方ないのかもしれないが、主人公であるはずの氏郷の描写が少なすぎ。時代背景とか事件の説明がほとんどだし。それでも氏郷がどんな生涯を送ったかわかっただけよかったと思う。
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松坂・若松など現代にも残る有名な町ですよね〜。
名将が作ったからこそ現世に残るといった感じなのでしょうか。
毒殺説がとても気になる〜。
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2009.08.13
父の蒲生賢秀の話や信長のところに預けられるところから、その後病死するまでの40年が綴られる。
関ヶ原までは及ばないものの、戦国という時代で信長から秀吉までの背景をじっくり書いてあるので、蒲生氏郷という人そのものよりも、この人を軸に戦国を眺めてみる、といった感じがした。
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soutenkoroです。
☆5!!!!!
むちゃくちゃ好きな武将です。
会津中将
鶴千代から氏郷への短い激動の生涯を上梓しています。
辞世の句、”限りあれば 吹かねど花は 散るものを
心短き 春の山風”
武人でありながら、利休七哲、文人である彼らしい辞世です。
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初心者でも取っ付きやすい文体で、サクサクと読めた。
自分の中の蒲生氏郷像とよく似ていたのもあったのだろうが…
実際に、本能寺以降の彼を見ても、本当に信長公の事を慕っていたと言うか、むしろ絶対的なものだったのだろうと思う。
それにしても…惜しい。