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紙の本

7月24日、地デジ化…懐かしきかなアナログテレビ

2011/07/18 14:23

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:栗山光司 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 もうじきテレビのデジタル化が実施されるけれど、どうなるんだろうねぇ。猪瀬直樹の『欲望のメディア』は戦前からのテレビ開発、普及、そして社会評論家の大宅壮一に「一億総白痴化」と嘆かしめたが僕らの青春時代でもあったテレビというメディアを総括する。
 勿論、真空管も懐かしいアナログですが。でもそんなアナログ画面を通して僕たちは世界に触れていたと言っても過言でなかった。
 現在のネット社会の「世界の触れ方」とは違いテレビによって放映された大きな物語に僕たちはナイーブに感化されていった。力道山、鉄腕アトム、60年安保、「地球は青かった」も東京オリンピック、東大安田講堂、連合赤軍あさま山荘、ベトナム戦争、アポロ11号、大阪万博、三島由紀夫事件、ベルリンの壁撤廃、そして本書が発刊された翌年1991年ソ連解体されるわけです。
 これらの事件を僕たちはテレビというメディアを通して疑似体験した側面は否定できない。それによって世論形成を行い、世の中を変えるメディアの力が確かなものとして存在していた。
 本書は国産テレビに賭けた高柳健次郎とアメリカの技術を導入してテレビ放送網を構想する正力松太郎との攻防を前面に力道山を始めとした昭和を彩る三木鶏郎、美空ひばりなどのエピソードが挿入される。
 しかし、正力松太郎ってやっぱし面白い。最近原発関連の本を読むと「原発の父」として正力松太郎は必ず主役の一人と登場するが、日本のメディア史にとっても主役の一人だとつくづく思いました。欲望の塊ですよ。67歳ぐらいですよ。それから一直線に突っ走る。まいります。
 本書は『週刊ポスト』誌1989年8月25日号~1990年8月3日号まで、47回にわたった連載に加筆したもので、あとがきに1990年9月と記載。多分、脱稿した時期はバブル崩壊前夜の微妙な頃だと思う。
 そう思って読むと終章で昭和元年の「遠視鏡」が昭和空間の中で地上波テレビとして開花。高柳健次郎の衣鉢を継ぐ第二世代は日本の経済力を背景にしてハイビジョンで世界最高の水準の技術を達成したと作者は総括するが目の前にバブル崩壊が忍び寄り、昭和は終り平成に向かう。
 アナログハイビジョンからデジタルハイビジョンと更新されていく平成街道ではもはやテレビメディアのコンテンツそのものが劣化して行く印象がある。
 僕自身もテレビの視聴は大幅に減っている。インターネットでパソコン、スーパーホンで色んなものを視聴する。
 これからのテレビメディアの本質は「地デジ」対応の装置より「コンテンツ」の面白さは当然のことながら、報道の「信頼性」の確保が第一でしょう。それは新聞メディアにも言える。本書の「欲望のメディア」では「ネットメディア」について一切言及されなかったけれど、本書が上肢された時期がメディア史において大きな「分水嶺」であったんだと思いますね。
さて、7月24日地デジがやってきましす。どうなりますか?

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