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「山が」死なないために何が出来るかを考えよう

2007/10/15 22:52

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:MtVictory - この投稿者のレビュー一覧を見る

 山狂いで、元朝日新聞運動部記者でもある著者が今、山で何が起きているかをレポートする。今、といっても書かれたのは昭和62年(1987年)以前であるから、内容としては新鮮味がないのは仕方がない。現在は状況も大きく変わっているものもあるだろう(良くなっていればいいほう。悪化しているかもしれない)。
 表題は「山で死なないために」とあるが、いわゆるハウツー本ではない。ほとんど朝日新聞の記事の寄せ集めだが、それぞれの記事の内容は読み物としてコンパクトにまとまっていて理解しやすい。山好きの著者ならではの山への愛情が込められた記事になっている。
 遭難現場の生々しいレポートや、データに基づいた提言などは興味深い。
 その中でも、山岳遭難があいかわらず減少しない現状を憂えるもの、環境破壊・汚染が進行する山々を憂えるもの、ヒマラヤ周辺の山々への日本人遠征隊が残していくゴミの酷さを憂えるもの、雪崩の凄まじさ、スキー場開発による村おこしの裏に隠される悲惨な現実など、読みながら顔を顰(しか)めるくらい問題が多い。
 金持ち日本のいやな面を思い知らされるのがヒマラヤなどへの海外登山の話だ。一つのデータがある。ヒマラヤの8,000m以上の峰々の登頂者合計数の国別順位を見ると、1985年末のデータで日本が101人で1位、2位はフランスの70人だそうだ。そこでの遭難者数も世界1位らしい。まだそれだけならいいが、ゴミの山を残していくとことで世界中の顰蹙(ひんしゅく)を買っているとは。日本人ながら恥ずかしい。これでは日本人は尊敬されない。
 特に、上高地の大腸菌汚染や、いつ雪崩や地滑りが起きてもおかしくない整備が不十分なスキー場などは酷い。出版から20年弱も経過した今、果たして状況は改善されているだろうか?
 山で死なないためだけなく、「山が」死なないために、我々も目の前の欲望だけに惑わされることなく、しっかり現実を見つめ、未来への展望をもって自然と向き合っていかねばならない。

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2011/06/26 10:45

投稿元:ブクログ

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