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子供ができたら、台所仕事を一緒にやるのが夢でした。
でも、いつ頃からどんなことを教えて、させてあげればいいのかが見当つきませんでした。
2歳を過ぎた頃から、ポテトサラダのふかし芋をつぶす作業やクッキーの型抜きをやらせてみたりはしていたのですが、他に何かできることはないのかな~~~なんて思ってました。
そんな時e-honから送られてくるメルマガでこの本の存在を知り、図書館で探してみたらちょうど見つかったので借りて、読んでみました。
サブタイトルに「一歳から包丁を」とあるのでちょっと驚いてしまいますが、著者曰く、子どもの手は意外と器用で、ひとつのことに集中してそれだけしていればいい時期でもあるし、自己流のクセもついていない真っ白な状態なので、教えられたことを集中してやれるから、きちんと教えてあげれば包丁や火でさえも安全に使うことができ、上達も早い、とのことでした。
実際、著者が幼稚園で料理教室を開いた際(本文内では6年実施していたとのこと)、幼稚園児たちに包丁を使わせても、病院に行かなければならないほどの大怪我をした例は一度もないということでした。大人がしっかり見守って、正しくきちんと教えれば早い時期から包丁を使っても大丈夫なのかもしれません。
さて、ここで問題になるのは、果たして教える側の大人が料理の基礎を正しく習得していて、子どもにきちんと教えられるようになっているのか??ということ。日々の実践の積み重ねで大体のことはできるようになってはいても、実は分からないことも多いんですよね。
そんな時にこの本が役に立つんです。子どもに何をどう教えてあげればいいのかの基本的なポイントや、レシピに沿ったポイントも分かりやすく書かれているので、それこそタイトルどおりの「台所育児」を実践するのにぴったりなテキストだと思います。
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台所を危ないからと遠ざけるのではなく、見て触って体験させて食べ物と触れさせることの勧めと、子供と作る料理レシピの本。
私は兼業主婦なので子供といる時間は少なくやることは多いです。長男が小さいとき食事の支度をどうしよう?と思っている時にこの本を読み、一人で遊ばせておくのではなく、一緒に台所に入れることにしました。だんだん長男も果物ナイフで野菜を切るようになり、長女もボールや水で遊んだり散らかしたり、次男は引き出しを開けて中のものを出したりしまったりと台所を楽しんでいるようです。できたての料理の鍋をあけた時の湯気に笑顔を浮かべたり、切ったばかりの野菜をつまみ食いしたりなど、子供にも楽しそうです。
なお後半の子供にも作れる料理レシピは、料理センスがほとんどない私には丁度良いです(笑)。
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2歳半の息子にどれだけ手伝わせてあげられるか、この本を見ながら考えました。小さくても結構なんでもできるんだ、やらせてあげていいんだ、と思わせてくれた本。息子も喜んでるに違いないです。
でもまだ包丁は触らせていませんが・・・
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いいいいい一歳から!?と、タイトルにびっくりしながら
読み始めてみると…納得。
食べることを人間の基本と考え、子どものやってみたいという
気持ちを尊重し、1歳の息子に台所仕事を教えた著者。
その心意気がすばらしい!
小さな子どもに台所仕事をさせることの意味、やり方、
道具えらびから簡単レシピまで載っています。
3人の子がいるわが家で実践するのはなかなか難しいけれど、
この意気込み、見習いたい。
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1歳で包丁を持たせた方がいいっていう話よりも、今の時代忘れてることを思い出させてくれる本です。
塾だ習い事だと騒ぐ前に、子供が親元にいるほんの短い時間を一緒に過ごし、食べ物がどういう形をしてるのか、など今しか話せない話を楽しんで心を養うのがステキなんじゃないかと感じさせてくれる本です。
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2歳になる娘が、台所にすごく興味を持っているので
読んだ。
包丁は危ないから絶対だめ!火も近づかせない!
ではなく、子どももしっかり注意してやっていける力を持っている。
少しの傷などは大人だってすることだから気にしない。
「包丁の下には手を置かない」などの
ルールをしっかり教えて、ダメな事をしっかり教えて
しっかり親が注視して、やらせてやろうということ。
子どもの興味を最大限に生かしてやる事を
大事にしたい。
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子どもが台所仕事が大好きなので、教え方のコツなど載っていたらいいなと思い、図書館で借りて読みました。
古い本だけど、面白いし、役に立ちそうなので、やっぱり買おうかな。
著者に一度だけ会ったことがありますが、お会いした時のパワフルで懐が広くて温かいお母ちゃんって感じそのものが文章から感じられました。
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著者ご自身の子どもと行こなっていた台所育児の本です。
小さい子どもと行う料理に関して大変参考になりました。
子どもとの料理のノウハウや食育に対する熱意もさる事ながら、
食べたら出す!出す事も大事なんだよ!と子どもに教えられ
災害時にどこでも排泄できるように育児をされていたそうです。
本当!そうですよね!
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もうすぐ2歳の娘に包丁を持たせて、とはまだ思えなかったけれど、
ちゃんとした食事の大切さ、家族で食べると食事っておいしいんだよってことなど、食という基本的なこと、大切に丁寧に娘に伝えないといけないな。と思わせてくれた本。
丁寧さとか手間をもう少し取り入れたいところだけれど、
今自分の中で大切にしている毎日手料理を!というモットーは間違っていなかったな!と自分に自信が持てた。
また読みたい本
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子どものうちから本物を与える。切れない刃物ほど危険なものはない。うちも台所にはゲートなどつけず1歳から卵割らせたりキュウリ乱切りさせたりしましたが、今じゃ見事に台所に寄りつかなくなってます。失敗!?
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とにかく、忍、の一言ということ。少しくらいけがをしたっていい、という構えがいい。台所育児をすれば、究極的には自分が楽になるな〜なんて。基本的には、子どもが1人でどこでも楽しく生きていけるように、という教育方針のもと、台所育児が生まれた模様。
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台所仕事にはほんものと出会う喜びがいっぱい。自分が作ったことに大満足。もったいないがわかる。親の子離れにも。ひたすら見守り、忍の一字、ひたすらほめよ。名前を覚える。味のいいっこ。買物は野外実習。あとかたずけまで。
特に都会では、意識して育てないと、自分の食事をまかなえる能力が身に付かなくなっていると思いました。
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◆きっかけ
カヒミカリィさんが著書『小鳥がうたう、〜』の中で取り上げていて。今2歳の娘が、1歳後半から野菜の皮むきやエンドウの筋取り、グリンピースの皮取りを楽しそうにしているので、他に何か一緒にできることは無いかな?と思っていた時にこの題名を見て、何か参考になるかもと思って。さすがにまだ包丁は考えられないけれど、どんな内容なのか、読むのワクワク。2017/7/11
◆感想
し図。リクエストして他館貸し出し。2017/9/11
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調理中に子どもが台所に突撃してくることがちょいちょいあるので読んでみた。レシピは流し読み。
「○つ」のうちが味覚を育てやすい、というのはわかる。わかるんだけど、復職してみると、やっぱり完全自炊は理想論だよねぇ、という感じなので、せめて努力目標として頭の片隅に置いておきたい。一緒に調理したりするようになったら、土日のレトルト率を下げる、とか、そんな感じで。
調理道具でオススメされていたもののうち、
・和包丁(刃の方が重いので子どもにも危なくないそう)
・業務用泡立て器(握りが太くて楽らしい)
・ホーローのボウル(ホーロー100%のやつ)
・万能こし器
あたりは持っていないので、様子見つつ購入を考えるかなぁ。
最近の様子を見ていると、おままごとの包丁まな板セットで(ほぼ)同時進行で野菜を切るので満足しているようではあるので、ほんとに一緒に調理するようになるのはもう少ししてからになりそう。踏み台の高さが微妙に足りなさそうなんだけど、電話帳もいまどきは薄いので、どの程度調整できるやら。
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こどもに使わせる包丁や泡立て器の紹介があったり、レシピや、教え方が具体的に示されていたので真似しやすいです。
この本に清潔すぎても生きづらいのはわかるなぁと思い、あまり綺麗にしすぎず、こどもがどんな場所、食べ物でも受け入れられるようになる方がいいと思いました。
こどもと一緒に食事を共にする時間は意外と短いという言葉にはっとさせられ、今の時間を大切に教えられることは教えていきたいと思いました。