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これは、家で読んでください!
あと、ブルーな気分になるので出来るだけ、テンションの高い時に読んでください。
もー号泣してしまいました。
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氷点下巻。だんだんと夏枝の悪意が表面化して、それでも陽子はけなげに生きていこうと努力をするが。最後に悲しい結末が…。
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塩狩峠を読んだ後に読んだんですが、長編にしなかったほうが良かったんでは??期待しすぎてしまいました。
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遭難事故のおり、自ら救命具を他人に譲って死んだ宣教師の行為に心を打たれた辻口は、キリスト教の世界に心惹かれるようになる。それでも夏枝を許せず、陽子に対しても自然な愛情が持てない。夏枝も心のゆらぎはあるものの、陽子に対する屈折した憎しみは消すことが出来ず、とうとう卒業式の答辞を白紙にすりかえる行為を犯す。兄、徹だけがひたむきに陽子を愛するが、自らの思いに危機を感じ、友人北原に陽子を紹介するが……。人間存在の根源を問う不朽の名作。
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やっぱりね、な感じ。しかし、高校時代これで読書感想文を書いた友人は、ここに書かれていたことを理解していたのか?すごいな。
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主人公は自分が殺人者の娘だと言うことを知ってしまいます。
彼女はそして死を決意します。
しかし、そこにはどんでん返しが待っている。
彼女の真直ぐな感情は誰にも持てないような気がします。
だからこそ、いい作品だと思えたんだと思います。
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いやぁ、すごい話。 結局陽子が犯人の子供ではなかった、なんてどんでん返しは時すでに遅しで、陽子は自殺を謀ってしまった。
「遺書」の章で、この家族の負った人の力を超えた神の見えざる手による運命を嘆いて、思わずウルウルしてしまったのに、続く「ねむり」を読んでやり場のない憤りがこみ上げてきた。人々の愚かさに翻弄された陽子の青春を返してあげたい。「氷点」の題名はなにに由来するんだろうって途中から考えていた。太宰の「人間失格」風に陽子の言葉に出てきてハッとした。内容は上巻に増して一段と劇的で、カラスが雪の上で死んでいるシーンはとても芸術的で、作者の人間性ばかりでなく、作家としての力量も感じずにはいられない作品。我が家では、おばあちゃんもお母さんも読んだらしい。
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いろんな意味で感動した作品。
始めの読むきっかけはホント単純だったんですが読むにつれてハマリ堕ちていくと言うか。
三浦綾子ワールドの最高傑作なのではと思います。
正直、「氷点」は氷点であり、続氷点より面白いです。
ハッピーエンド期待よりもバッドエンドの方が好きなので。
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妻が浮気をして目を離している隙に幼い自分の娘が殺されてしまう。妻への復讐の為に犯人の娘を引き取り、何も知らされていない妻に育てさせる。その真実を妻は、ひょんなことから知ってしまう。韓国ばりのドロドロ。
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人間の原罪というのをテーマに物語はすすんでいく。三浦綾子さんの心情を表す書き方には頭が上がらない。物語はとんでもない方向へと、しかし、予測できそうな良くない展開へ。これで終わりではないストーリーが次回作への想像を掻き立てる。人間関係とは脆い上に複雑極まりないものだなぁと感じる。
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陽子ちゃんの周りの大人達
それぞれが罪を背負い、それを
償わなければ報われないよ、
そんな感想を持ちました。
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下巻。
朝ドラのような主人公と昼ドラのような設定w
男女のものの考え方とか、そういう点に時代を感じてしっくりこなかったが、『原罪』というテーマに納得。今は衝撃的な内容の書物がたくさん出て、ちょっとやそっとじゃ刺激を感じなくなっているけれど、この小説が新聞に掲載された当時はすごい反響だったんだろうな。。。とにかく読ませます。 辰子さんが好き。(07/02/04)
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(正)氷点はこれで終了です。
少なくとも洋子ちゃんとお母さんのわだかまりは溶けたのでしょうね。タイトルの如く。
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とってもどろどろしてます。けれどどこか惹きつけられる文章。どろどろしてるのに不思議と嫌になってこない。
ラスト、自身が殺人犯の娘と知った時の陽子ちゃんの苦悩とある決断に涙しました。
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上巻に続き一日であっというまに読んでしまいました。人間の原罪をだんだんと深く掘り下げられ、読者の胸にもするどく突き刺さってきます。誰しもが持つであろう「嫉妬」「憎しみ」「ずるさ」をこれでもかと炙り出すことで、作者が伝えたかったこととは。
陽子が決して純潔な聖人として描かれていないことで、この作品を善対悪の簡単な二元論では片付けまいという強い意図がうかがえる。