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捕鯨船団女ドクター南氷洋を行く(集英社文庫)

捕鯨船団女ドクター南氷洋を行く みんなのレビュー

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みんなのレビュー3件

みんなの評価4.7

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紙の本

貴重な記録

2016/12/10 18:39

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ももたろう - この投稿者のレビュー一覧を見る

「そんなに美人じゃないが、中年の面白いおばさんタイプと聞いて、半分は安心していたところへ、本日、先生とお逢いして、なるほど、男みたいなサッパリした性格で・・・・・・いやあ、これでまず安心しました・・・・・・」

南氷洋出漁二十数回という、船団長経験の強者たちから面接で合格をもらった著者が、
男ばかりの中にまさに紅一点で捕鯨船に乗り込み、医師として働いた、その奮闘記である。

世の中にドキュメントは星の数ほどあるが、こんな貴重な経験を綴ったものは他にあるまい。

「産みの男たちは、陸上の男性諸氏よりもある意味ではずっと純真で素敵よ」

「ライバルのいない社会では、何の魅力のないオバンでも、女ゆえにもてる」

昭和59年10月から、翌年の4月までの7ヶ月捕鯨船団に乗り込み、日本の商業捕鯨の終末期を見た女性医師は、今、何を思っているのだろうか。

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紙の本

ノドチンコはみなに公平に分けるように?

2003/10/25 22:31

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:佐々木 昇 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「北洋船団女ドクター航海記」の続編であるが、日本の水産業界初の女性船医として北洋の漁場で船乗りの病気や怪我の治療にあたった著者が再び南氷洋の捕鯨船団の船医として活躍した話である。
 医者とはいえ、海の男たちのなかにたった一人の女性が乗り込む話は善意の誤解などがあって笑いを誘うが、南氷洋での捕鯨船の働く姿が紹介してあり、捕鯨問題も含めて関心をもって読めた。外界と遮断されたなかにたった一人、船団全員の健康を維持しなければならないというのは激務だったと思うが、大怪我の緊急手術などまさに野戦病院さながらである。前回の北洋船団の時もそうだったが、航海の最後には船員の病気や怪我の統計をとっているところなど、流石に研究好きな大学病院の先生だなと感心させられた。

 本書で鯨の刺身の話が出てきたが、一番おいしいのは「尾の身」かと思っていたら、なんとノドチンコが最も美味だそうである。ノドチンコは捕鯨船の船乗りだけの特権として食べることができるそうだが、きちんと公平に分けなければ争い事になるほど美味しいとのことである。一度食してみたい。
 いまや鯨は高級食材になってしまったが、安価な蛋白源としてかつては日本人の貴重な食料であり、鯨の竜田揚げなど給食の定番メニューだった。この本を読んでいたら生姜醤油で食べる半解凍の赤身の刺身、鯨のベーコン、角煮、さらし鯨、ステーキなどなど、子供の頃に食べた鯨料理が目の前をちらついてしょうがなかった。
 豪勢に大阪の料理屋で食べた「はりはり鍋」が最後の鯨だったが、気軽に鯨が食べられるようになって欲しい。

「北洋船団女ドクター航海記」と合わせて読むと著者の観察眼の鋭さ、国際監視の中で行なわれる遠洋船団漁業の厳しさがよく理解できる。
 そんな厳しい仕事をしていても、乗組員の方々は明るく優しい京子先生が一緒に乗ってくれているだけで随分と精神的に助けられ、楽しかったのではないだろうか。帰りの航海の途中、著者の誕生日を祝ってキャッチャーボートから発信された電報がシャイで実直な海の男の気持ちを表していると思った。

 余談ながら、品川にある東京海洋(水産)大学のキャンパスには見事な鯨の骨格標本に鉄砲(キャッチャーボートに据えられているモリ)が展示してあるが、この大学の往年の繁栄ぶりを偲ばせるものだった。

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2011/06/26 15:30

投稿元:ブクログ

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