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近未来の犯罪都市を舞台に、IQ250の天才少年が街を支配する悪と戦う。
妖魔アルディーンに取り憑かれつつもその高い知能と精神力、純粋な心のために正気を保って力を正義のために使おうとする少年と、気が強く善良なヒロインという組み合わせは、まさに明るいラノベの王道といった感じ。少々明るすぎる気もするが、書かれた年代を考えたら普通だろう。ラストにはミステリ的なサプライズもある。
しかしこちらが年を食いすぎたために読んでいて気恥ずかしい面もあり。中学生くらいで読んだらよかったと思う。