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悪童日記

悪童日記 みんなのレビュー

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みんなのレビュー126件

みんなの評価4.4

評価内訳

126 件中 1 件~ 15 件を表示

J・サース監督映画化原作

2016/03/15 12:53

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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

作者はハンガリーの亡命作家だ。読んでいると故国を失った寄る辺のなさが伝わってくる。人間の悪を憎むのではなく、戦争そのものを批判するところが著者らしかった。

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私も双子のかたわれがほしい

2001/03/15 23:41

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投稿者:つる - この投稿者のレビュー一覧を見る

 主人公は一心同体の双子。彼らは概して親切だ。しかし非常に冷酷な面をも持つ。
 彼らをすてきだなと思うのは、すべてを理性で判断してるようなところが小気味よいからだ。しかも優しさと理性のバランスが保たれている。自分たちがやろうと思ったことをし、やらないと思ったことはやらない。惑うことがない。
 なんと言っても主人公が二人一組であることがうらやましく、私にもそんな分身がいたらかなり心強いのに、と思った。
 一度読み始めたら最後まで一気に読んでしまう。かなりおもしろい。

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とにかく不気味な童話風日記

2001/08/28 21:21

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投稿者:ポーリィーン - この投稿者のレビュー一覧を見る

 一見、読みやすく童話風だが内容は不気味だ。繰り広げられる悪童ぶりを双子の兄弟「ぼくら」が日記として書いているのだが、2人いるのに常に「ぼくら」と書かれるところに不気味さが漂う。衝撃的なラストには思わず息を呑んでしまう。

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天才

2002/02/24 19:51

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投稿者:カノン - この投稿者のレビュー一覧を見る

 双子は祖母に引き取られる。理性的に感情を交えない双子。彼らの言葉一つ一つがある意味不気味に響き渡る。恐ろしく純粋に残酷。
 周りのみんなに「魔女」と呼ばれる祖母のふとした優しさは、この双子の感情を交えない語り口からでしか感じ取れないだろう。

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顔のない子供たち

2002/03/31 21:56

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投稿者:acco3 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「いま」を生きる双子が主人公の話。
 小さな村で貧しい暮らしを送っていることや、「曇り空が続く毎日」といった暗さが想像できる。
 戦争中の話ということは端々から感じられるけど、お涙ちょうだいといったところがまったく無い。
 でも、淡々と語られる物語には最終的には心に残るものがたくさん秘められている。
 「ロボトミー」ということばを思い出した。
 感情を持たないロボットのような登場人物たち。
 なにが彼らをそう変えてしまったのか?

 しかし、最後にはかならず感動させられるはず。

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ユニークで面白い

2002/05/28 12:43

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投稿者:ひろぐう - この投稿者のレビュー一覧を見る

これはちょっと驚き。たいへんユニークなお話で、とても面白かった。一言でどういうタイプの小説かといえば、「ブラックユーモア」というのに近いものがあると思うけど、イヴリン・ウォー、テリー・サザーン、ロアルド・ダールなどの英米の作家とはまた違う感触がある。作者はハンガリー出身の女性で、はじめて読んだこの作品に限っていえば、主流文学としての鑑賞に堪えながら、読み始めたらやめられない第一級のエンタテイメントとしても楽しめるという、稀有な作家/作品であると思う。お話は、戦時(特定されていないが第二次大戦中のハンガリーと想定される)中、祖母の家に疎開した双子の少年が、極限状態を行き抜くために道徳的には「悪」とされていることも冷酷に実行していく、その模様がふたりの日記という体裁で、装飾や情緒的表現を排して淡々と語られる。まず二人の少年とその祖母の、まるで童話に出てくる悪役のように現実離れした強烈なキャラクタに圧倒される。しかし、生きる目的を失ってしまったような現代の多くの人々よりも、はるかにリアルに「生きて」いるのだ。テーマから野坂昭如の『火垂るの墓』を連想してしまったが、スタイル的には対極的ともいえる作品で、読み比べてみるとそのユニークさがさらに際立つだろう。衝撃のラストは、そこらへんのミステリやホラーなど霞んでしまうほど。

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戦争が変えたのか!?

2002/07/31 23:44

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投稿者:ゆうきっく - この投稿者のレビュー一覧を見る

暗い…。最悪…。でも、その怖さに魅了されてしまいました。
疎開中の双子の話です。
といっても、ただの双子ではなく、妙に頭が良かったり、修行していたり…。まったく食べない修行、動かない修行…。なおかつ勉強して働いて…。本当にこんな少年がいたとしたら恐怖に近いです。

戦争中のものだけあって、周りの動きもリアル。

「 〜 戦死して英雄、負傷して英雄…。それだから戦争を発明したんでしょうが。あんたたち男は 〜 」

これはその当時の女の人が語っているものです。そういった小さな表現もこの話をリアルに、より身近に感じさせてしまう細工なのかもしれない。

いろんなことを考えさせられる、不思議な本でした。

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とにかく面白いです

2004/12/28 02:52

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投稿者:アルルの女 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 第二次世界大戦中のハンガリー、「大きな町」(おそらく首都ブダペスト)から「小さな町」(おそらくクーセグ)のおばあちゃんの家に疎開してきた双子の男の子の物語。賢く逞しいこの二人は寂しく残酷な現実をしっかり直視しながら意図して強くなっていきます。しかしそこにあるのはあくまで「事実」。感傷的な表現などは一切出てきません。
 私はまず一人称が「ぼくら」であることに惹かれました。彼らは作中で決してばらばらになることがありません。「ぼくらのうちひとり」が何かをすれば、「もうひとり」が違うことをします。また文章はこれ以上ないほどに淡々としています。主観的な表現は一切でてきません。書かれているのは具体的な事象のみ。しかし読み手はそこから却って一層リアルな情景を読み取ります。きっとそれは主人公たちが、目に見えるものだけが真実、目に見えるものだけが信じられるものであると悟っているからだと思います。
 私は「この本のラストはすごいよ、驚くよ」と他人から言われるのが好きではないのですが(期待しすぎてしまって読んでがっかりすることが多いから)、この本に関しては自分から言ってます(笑)。本当にすごいです。私は読んでからしばらく放心しました。詳細は明かせませんが。
 読んで続きが気になった人で、今暗い気持ちになってもよい、という人はぜひ続けて「二人の証拠」、「第三の嘘」も読んでみてください。ある意味三部作あわせて初めてメインテーマが明らかになるような気もします。でもとつてつもなく暗くて悲しい気持ちになります。私は一週間くらい鬱になりました。
暗くて面白い童話として「悪童日記」、悲しい運命をめぐる壮大な物語として三部作、といったところでしょうか。悪童日記だけでやめても十分読む価値はあります。
 私はぜひこの小説を多くの人に知ってもらいたいです。多分私の中でこれをこえる作品はしばらくでないだろうと思います。
 

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アゴタ・クリストフ再読1/3

2005/01/30 23:07

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投稿者:ツキ カオリ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 最新の、文芸賞受賞二作、コーラが好きだという山崎ナオコーラ氏の『人のセックスを笑うな』と、爽やかな風貌が写真から伺える白岩玄氏の『野ブタ。をプロデュース』から、ある小説のことを思い出した。

 この、アゴタ・クリストフ『悪童日記』である。

 まず、山崎氏の作品から思い出されたのは、氏の作品同様、この作品が、文章を飾り立てるという形では書かれていないこと、だった。

 「ぼくらの学習」と題された項目の中で、そのことについては記されている。主人公である双子の男の子は、第二次世界大戦と思われる、学校も封鎖されているような状況下、家の中で、独学で勉強しようとする。作文も必須課題だ。以下は、その作文について、二人が決めたルール、である。

 「良」か「不可」かを判定する基準として、ぼくらには、きわめて単純なルールがある。作文の内容は真実でなければならない、というルールだ。ぼくらが記述するのは、あるがままの事物、ぼくらが見たこと、ぼくらが聞いたこと、ぼくらが実行したこと、でなければならない。
 たとえば、「おばあちゃんは魔女に似ている」と書くことは禁じられている。しかし、「おばあちゃんは“魔女”と呼ばれている」と書くことは許されている。

 作中における、ぼくら、の作文ルール解説はまだまだ続くのであるが、山崎氏が、このルールのような方式を、創作過程において意識していたかどうかはともかくとして、自分は、同じような匂いを、そこに嗅ぎ取った。

 次に、白岩氏の作品から思い出されたのは、この作品の、ぼくら=悪童の、やんちゃぶりである。

 白岩氏の作品では、桐谷修二(きりたにしゅうじ)という、俺=一人が主人公であるという違いはあるものの、主人公が聡明であるが故に、その才能を、ワル=ハチャメチャぶり、に遺憾なく発揮できていた点が、これまた共通していたのではないかと思ったのだ。

 もちろん、戦時下で、常に「死」と隣り合わせになっているような逼迫した当時の東欧と、平和を絵に描いたような現代の日本(の高校)、という状況設定の、かつ、その「ワル」の程度と方向性の、差異こそあるものの、この双子同様、俺=桐谷修二は、間違い無く、悪童の一人なのではないだろうか。イヤな奴が「イヤ」さぶりを発揮すればする程、他の登場人物達の個性も生きてくる。桐谷修二が捻(ひね)りの効いたプロデュースぶりを示すほど、小谷信太(コタニシンタ)のボケぶりも嵌(はま)っていたし、同様に、この作品の双子が悪徳ぶりを遂行する程、おばあちゃんや将校など、他の登場人物達の動きも、引き立っていたのではないか。

 さて、久々に読み返した『悪童日記』だが、子供が書いた作文=日記という設定なので、難しい語彙は使われていないし(その割にはこの二人、時に、大人が使うような凝った言い回しをして周囲の人達を面食らわせるのだが)、とても読みやすい。二人の悪道ぶりは徐々にエスカレートするのだが、その悪辣ぶりには、湿った要素は微塵もない。一項目毎に、余白もたっぷりと取ってあり、ひと息ずつ休みながら読めるので、読み込む速度にも弾みがつく。

 ハンガリーのブダペストと思われる、大きな町から、母と別れて、(見るからに気難しそうな)おばあちゃんの住む小さい町へと疎開してきた双子は、生きていくために、何をしなければならなかったのか。

 本作は、大戦時の東欧のあれこれ、例えばホロコーストなどについても知ることのできる、後世に残っていく、悪漢小説=ピカレスク・ロマンである。

 同作は、三部作の第一作で、他に『ふたりの証拠』『第三の嘘』という作品もある。残り二つもお薦めだが、自分も、朧(おぼろ)げな記憶をなぞるように、再読を繰り返していきたい。

 同じ早川書房から、文庫版も出ているので、併せてご覧いただければ、幸いである。

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2008/05/15 01:01

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2004/10/09 18:51

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2004/10/06 18:14

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2004/10/08 10:02

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2009/02/26 16:59

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2004/10/26 23:58

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