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hontoレビュー

イスラームの日常世界(岩波新書 新赤版)

イスラームの日常世界 みんなのレビュー

新書

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みんなのレビュー35件

みんなの評価4.2

評価内訳

35 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

日常のイスラムを覗いてみたい方必見

2004/11/14 17:06

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:プリ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 私たちがイスラムという言葉を聞いて思い浮かべる姿はどういったものでしょう?
 イラク戦争? フセイン? パレスチナ? 湾岸戦争? それともテロですか? ですが、こういった事は果たしてイスラムの日常なのでしょうか? おそらく違うでしょう。特別でないことをわざわざ外国のニュースが連日のように取り上げることはないですよね。
 では、イスラムの日常とは果たしてどんなものなのでしょう?
 この「イスラームの日常世界」という新書はそれを私たちに教えてくれます。

 イスラムの教えに従い生きる人々の日常、礼拝や断食月などの我々日本人が見たときにイスラムらしいと思える行動のバックボーンや行っている人々の素顔。それらが魅力的に描かれ、まるで読者がイスラム世界を覗いているかのような錯覚におちいる。
 著者の片倉氏はカイロ大学に留学経験のある女性で、現地のしかも女性でしか入れない女性の世界を描いている。イスラムといえば黒い布で顔からすっぽりと覆い隠した姿しかイメージできないが、この本を読めば、イスラム女性の強さに苦笑させられる新しいイスラム女性のイメージが描かれている。

 戦争報道を媒体とするイスラムではなく、普通の人々のイスラムを覗きたい方はこの本を読むことをお薦めします。非常に読みやすい文体ですので 

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紙の本

矯正器具

2010/03/02 23:58

5人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:消印所沢 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 タイトルは「日常世界」となっているが,イスラームの日常での実践についての記述がメイン.
 中近東では今尚影響力の強い,部族社会という側面についての記述は殆どなし.
 その点では社会学より,宗教学寄りの一冊.

 調査結果では意外にも,異文化環境の中でも,真面目なイスラーム教徒であり続けている人が大部分(p.3)
 まあ,羽目を外している人というのは,それだけで目立つので…….
 理念型としての「イスラーム社会」と,具象化され,様々な実情を露呈する「ムスリム社会」が区別されねばならないゆえん(p.10-11)
 ファルド・ワージブ(義務)とハラーム(禁止)の中間的な,努力目標的な緩やかな範疇が実際には圧倒的に多いので,のびのびと生活できるイスラーム社会(p.31-33)
 ムスタダアフ(弱者)が有する,援助を受ける権利(p.33-34)
 サラートとドゥアーの違い(p.44-45)
 サラートによって,「『白人』の多い職場での緊張がとれる」(p.51)
 金曜日には仕事があるので,日曜日に家族揃ってモスク周辺までドライブ旅行を楽しむカナダ在住ムスリム(p.53)
 図解入りの「ウドゥー(小浄)のやりかた」(p.55-57)
 ムスリムに言わせれば,欧米人のほうが不潔(p.69)
 礼拝の作法(p.58-64)
 空手の稽古の前のお辞儀にも反発するムスリム(p.70)
「なにかのための礼拝ではない」(p.71)

 女性の相続分がイスラーム法で決められた背景(p.78-81)
「アラビア諸国において,女性が館長であることは,それほど珍しくない」(p.98)

 断食月食事時刻表示つきカレンダー(p.106)
 シフト変更,就業時間変更などの「ラマダーン体制」(p.106-107)
「ラマダーン月は仕事にならない.彼らは出社するが,何もしない」とこぼす日系企業の日本人社員(p.108)
 ラマダーン料理(p.110-111)
 かえってファイトが出るラマダーン月(p.118)
 ラマダーンは大人へのメルクマール(p.120)
 断食月に巡礼する人が多い理由(p.126)
 エアコン普及により,殺り易くなったラマダーン(p.129)

 ザムザムの泉とは?(p.137-138)
 目に見える形での平等(p.141-142)
 正月に相当するのが,巡礼月の犠牲祭と断食月明けの祭(p.150)
 見知らぬ人へも訪問し合う「ジャーラ」(p.163-164)
 「ゆとろぎ」こと「ラーハ」.「ラーハ」における香の役割(p.184-202)
「知らないことは罪悪だ」を意味する「イルム」.クルアーン58章11節にもある「知識は,人間に与えられた神の祝福である」(p.193-194)

 近代西欧社会では「神への信仰よりも,人の力への信仰が優先するようになった」(p.20),「人間性強説」(p.21),それに対するイスラーム社会は「人間性弱説」(p.24-32)という対比論は,ちと極論ではないかと.
 自然との共存意識をイスラーム由来の発想としているかのような記述(p.35-38)にも疑問が.
「離婚した女性が不利な立場に立たされることは全くない」(p.84-85)???
 イスラーム社会では欧米のウーマンリヴに先行しているかのような記述にも疑問.
 硫酸をかけられることもあるなどの深刻なDV問題は,どこへ行ったんだ?
 イラン革命万歳トーンは今日では,当のイラン人でさえ微妙に思われる記述だろう.
 本書のタウヒード論(p.202)は,著者独特のものであるようなので,その点にも留意されたし.

 要するに本書は,それまでの日本の,あまりにも欧米寄り過ぎたイスラーム観をただすという点では価値があるものの,その点に拘り過ぎて牽強付会になっている部分も有するので注意.
 そのあたりはクロスチェックが必要.

 繰り返しになるが,あまりにも欧米寄り過ぎたイスラーム観をただすという点では有意義.
 読めば?
【関心率28.63%:全ページ中,手元に残したいページがどれだけあるかの割合.当方の価値観基準】

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2006/02/13 15:37

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