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紙の本
自由騎士、それこそがパーンの生き方
2001/09/01 10:39
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投稿者:賢者の石 - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回、冒頭からスレインやカシュー王に「王となれ」と半ば強制されるパーンだが、彼自身が思っているように、私も彼は王に向いていないと思う。
王という立場は、そのときそのときの感情よりも普遍的な公正さを求められる。人情で判断を左右されてはいけないのだ。そういった意味で、身近で困っている者を助けずにいられないパーンは、王の器ではないと思ってしまうのだ。
一国だけに縛られず、目に見える者を救う者でありたい。そう考えるパーンに共感。彼は「どこかの国のために」ではなく「ロードスのために」戦う自由騎士なのだ。この巻では短編連作の形式でパーンの冒険を記しているが、これを読めば、彼が王ではなく自由の騎士であるのだと、あなたも確信するだろう。
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