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紙の本

囲碁に関するエッセイ25編

2001/03/18 23:45

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:格  - この投稿者のレビュー一覧を見る

 おおまかに3種類のエッセイが載っている。碁を趣味とする文士たちのエッセイ。アマチュアによるプロの横顔、そして、プロが碁を語る。それぞれ面白いのだが、最初のものが圧倒的に面白い。なかでも尾崎一雄による『ボヤキの大岡』、大岡昇平による『イカリの尾崎』の二編は圧巻。題名どおり二人の碁敵同志によるそれぞれ相手との碁を描く。最初に尾崎の碁が雑誌に載り、それに怒った大岡が反論を載せたのだ。もちろん、罵り合いもあるのだが、それなりのユーモアで、笑わせてくれる。たとえば、「全編ことごとく自慢話、ただ僕との碁に勝ったというだけの話である」から始まって、尾崎との力の差をこれでもかと、描写していく。尾崎も尾崎で、実際は先で打ったことなど、どこにも書いていないのだ。笑ってしまう。
 容易に投げようとせず、粘りに粘る碁を打ち、また、戦いに碁を利用したという家康を描いた福田悌夫の『徳川家康と碁』もなかなか面白い。
 プロ達の碁について語ったものは、それなりに深い内容のはずなのだが、今一つ面白くない。物書きのプロと並べられているからなのだろうか。

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