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この空気感を味わってください。冬の張りつめた冷たい空気、色とりどりの輝きを放つ言葉たち。一生楽しみたい本です。
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長野まゆみはこれが初めて読んだ本だったのですが、文中綺麗な言葉がちりばめられていて特に天体の話だけあって、ちょっとのところに「ライカ犬」(クドリャフカ?)などの言葉がでてくると長野さんのバラエティの豊富さに感動しました。あこがれるような、綺麗な世界観です。
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長野まゆみ作品で初めて読んだのはおそらくコレ。図書館で借りて読んだので今は手元になくうろ覚えですが、すごく好きな感じだったはず…。
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長野で一番オススメは? って訊かれたら多分コレかなぁ。初めて読んだ時は水蓮ファンだったような気がするけど、やっぱ私は根本的に藍生が好みだと思います。解り易い!
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大好き!!!
少年たちの見た世界を自分も間違いなく見れてると思う。
水連が大好きだぁあああ!!!
「殴るぞ」にどっきんめろめろです
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長野まゆみが大好きです。
そんな中でも・・・数ある長野作品の中でも、私のNo1はコチラ!
世界観から、キャラクターから・・もう、文句無し。スゴイです!
そして、切ないながらも読んだ後に心が温かくなる。名作。
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大人の童話といった感のある、初期作品の中でもいちばん好きなお話。世界観も言葉選びもとにかく素敵です。
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3月、学校の図書館。
こっちの世界にも入りたい…!銅貨(この名前すごくすきです)と水蓮もとってもすきなんですが、藍生さんに惹かれる。結局最後まで謎の少年のことなどはわからずじまいですが、主人公と同じ視点で物語が終われてそれはそれでいいのかも。表現がほんとうにきれいで、イマジネーションがわきわきしてくる…。少年要素補充完了!おなかいっぱい!
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初めて出会った長野作品。
あまりにも毎回借りるので小学校卒業の日に図書の先生に頂いた思い出の一冊。
銅貨や水蓮といった硬質的かつ透明感のある登場人物の名前に強く惹かれる。
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綺麗な少年がいっぱいでお腹がいっぱいになりました。
南に行った少年が印象的でした。
胸が温かくなります。
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自動人形のように美しい少年達が鉱石の煌く世界を駆ける。
打ち上げたペンシルロケット。
鉱石倶楽部の見知らぬ少年。
南への船旅に万華鏡のCharmを。
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まず日本語の美しさ。つづられることばの美しさったらない。視覚でも美しいし、舌先に乗せて呟いてみたくもなる。次いで色彩の果てないイメージ。想像力が試されるかというような、いくつもいくつもある色。この本にある色の名前も美しく、とてもじゃないけれど追いつけない。本当に素晴らしい。
http://beautifulone.jugem.jp/?eid=232/
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小学生の頃に図書館で手にした本。
初めて読んだ、長野まゆみ氏の小説。
鉱石、天体、少年たち。
今までに読んだことがなかった世界観に、大きく惹きこまれた。
私にはとても魅力的な新しい感覚の物語であった。
いっそう思い出がある一冊。
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・三日月少年漂流記でも出て来た水蓮と銅貨が出て来る
・深読みするといかがわしく感じる
・けどそこがいい
・水蓮は銅貨の肩に手を回しすぎ
・銅貨は水蓮の周囲の人に嫉妬し過ぎ
・藍生は絶対銅貨のことが好き
・食べてた飴を交換って……アババババ
・やはり一貫して山がない
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夏休み明けの始業式の日、学校をさぼって立ち寄った『鉱石倶楽部』で、『銅貨』と『睡蓮』はまるで《自動人形(オートマータ)》のような不思議な少年と出会う。
賛否が分かれる作家さんだと思うけど、いわゆる、少年愛やぐろいのとか書いてる方なんで。でも、私は好きです。そして独特の雰囲気、理科系ファンタジーと勝手に命名してます。言葉に趣が有るんですよ、なるほどの造語や外来語を漢字で書き、さらにカタカナのルビをふるといった具合で。慣れるまではちょっと、煩わしいかもしれないけど。硬質なんだけど、色彩豊かというか。ストーリーを追うというより(まあ、訳わからん話も多いので)ビジュアルで楽しんでます。
で、この本は長野作品の中で初めて読んだ本です。正直最初の出会いがこの本で良かった~。後期の本だったら、他の読もうとはしなかったかも・・・
まず、表装が好みです。蒼を基調としてふんわりした絵が描いてあって。
そして、長野作品の基本が盛りだくさん。おっとりめの主人公に、綺麗ですばしっこい親友。不可解な兄。天体、鉱石、希薄な家族関係(特に母子)、自動人形・・などなど。特にこれといった物語性も主張もなく、淡々と描かれた日常。なので、読後の感想などもとくには湧いてこず、なんとなく、ん~と、旅行から帰る電車に乗ってる気持のような・・・上手く表現できないけどそんな気分になります。
長野さんは、ほんと少年が好きですよね。まあ、私も好きだけど{/shm13/}
男の子から少年に代わるほんの短い時期を、いとおしんで永遠に切り取っておこうとしてるかのような。あるいは、その瞬間に、いっそ、グロテスクなほどに壊してしまおうとしてるかのように感じてしまう。