投稿元:
レビューを見る
副題に生き急いだロッカーたちへの鎮魂歌とあるように、本書は、若くして命を落としたロック・アーティストたちの紹介がされています。
その死、及び、死後の捉えられ方から、象徴、伝説、悲劇、神話の4章に分類されており、各章に収録されているアーティストは以下の通りです。
第一章
ジミ・ヘンドリックス
ジャニス・ジョップリン
ジム・モリスン
マーク・ボラン
ブライアン・ジョーンズ
イアン・カ―ティス
シド・ヴィシャス
第二章
バディ・ホリー
エディ・コクラン
サム・クック
ジーン・ヴィンセント
マーヴィン・ゲイ
第三章
ジョン・ボーナム
キース・ムーン
トミー・ボーリン
デュアン・オールマン
ロニー・ヴァン・ザント
ローウェル・ジョージ
第四章
ボブ・マーリィ
エルヴィス・プレスリー
オーティス・レディング
ジョン・レノン
・・こうして見ると大好きなアーティストがいるわ、いるわ・・・
なんか読んでて悲しい気分になるんですが、各アーティストの命日には、CD聴きながら偲ぼうと思います・・
要所は押えた比較的短い文章で各アーティストの生涯が書かれているので、ファンだけでなく、掲載アーティストを全く知らない方にもお薦めの1冊です。
この本で興味を持って、アルバムを聴いてみるのも良いのではないでしょうか。
尚、前書きによると、本書は、プレクサス出版社(英)より出版された"The Day The Music Died"を翻訳・再構成したものだそうです。